飲んだくれ、酔っ払い・・・
碌なもんじゃないな。
やめないと、死ぬまで飲み続けることになるのが既定路線の、酒。
今日見つけた記事は、正に私自身の、酒をやめていなかった場合の末路である。そう、加齢に伴ってますます酒をやめられなくなり、朝から酒浸りになって、身も心も酒に依存してしまう老後だ。
リンク先の記事は、かなりボリュームがある。概ね、現役時代は仕事熱心の会社人間だった人が、定年退職によって、かつての仕事に向けていた情熱のやり場がなくなり、朝から酒を飲むようになる話だ。
怖いのは、元々がそんなに極端な酒飲みだったわけでもないのに、仕事から解放されて、通勤がなくなり、毎日が日曜日の状態になると、することもなく、朝から飲酒に走るのだそうだ。
最初は1合と決めていた酒も、終いには1日に一升酒を飲むようになり、自分ではもはやコントロール不能になる。
かつての真面目な仕事人間が、同居する奥さんに大迷惑を掛け、病院に入院しなければならないほどの重症のアルコール依存患者になるまで、大して時間はかからない。
酒の真実を知らなければ、定年退職後の持て余す時間を、ほんの軽い気持ちで飲酒に使ってしまう。一度、朝からの飲酒の味を占めてしまえば、それが連続飲酒への入門となる。
20代から50代までせっせと働いて、やっと自分の時間を自由に使えることになったのに、カネも時間も全て酒に注ぎ込んでしまうなんて、今、現役のあなたはどう思うだろうか。
バカバカしい!
と思うだろうが、いざ、自分が定年退職を迎えて、明日から会社に行く必要がなくなったとして、さて、何をしようか。先ずは、現役の頃には絶対に出来なかった、朝からの飲酒をしてみよう、なんてことになるかもしれない。
そうなると、紹介したリンク先の記事にあるように、あなたも私も、飲み続けて、終いには、紙オムツを付けないと生活出来なくなってしまうかもしれないのだ。
酒とは何か、アルコールは如何に人間を破壊するのか、アルコール依存症とはどんな病気なのか、知っているかどうかで、人生の終盤が全く変わってしまう。
酒は、軽い気持ちで飲み続けるものではない。
ただでさえ、60代ともなれば、足腰も内臓も脳も、身体全てが衰えて来るのに、それに更に輪をかけるように、アルコールで悪化させることもなかろうに・・・
そんなわけで、アラフィフ辺りの年齢で、すっぱりと酒と縁を切り、ノンアルコールライフへと転換しておくことを、強くお勧めする。
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