やめたけど飲みたくて辛い時、飲まないためには、飲みたい気もちに「あらがう」他はない。
「あらがう(抗う)」とは、争う、抵抗する、逆らう。
あらがうのは、キツイ。
昨日の記事に、ゴンさんから、
「のみすけさんのブログを始めから追っかけてやっと365日到着。」
とのコメントをもらった。
私も、書き始めた日から1年に達するまでは、キツイ日のほうが多かった。当時は日々、飲みたくてたまらない気持ちにあらがっていた。それは、つまり苦痛だった。
正直な気持ちを毎日綴っていた、5年前の書き始めから半年、1年くらいの記事は、今となってはとても貴重な記録である。
いつも、先ずは1年と書いているのは、1年、日数にして、365日断酒を積み重ねると、最初の頃の苦痛がかなり和らぐからである。人によっては、酒にあらがうことが快感に変わっているかもしれない。
何れにしろ、最初は、徹底的に飲酒欲求に抵抗する他は、飲まないでいる方法はない。もちろん、断酒の補助に、医療機関で処方される抗酒剤は有効であろう。私は服用したことがないので、効能については何も言えないけれども。
最近、酒に関しての報道に変化が見られる。これまでの、飲め!一辺倒から、ひょっとしたら、身体に悪いかもよ・・・との趣旨の記事がかなりの頻度で出ている。
酒にあらがう身としては、こう言った報道を見つけるたびに、とても嬉しくなる。
自分のやっている断酒が正しいことを、科学的に援護してくれる記事は、読むだけで力になる。
それと、以前にも書いたけれど、断酒は、
「人の行く裏に道あり花の山」
と言う、相場格言がぴたりと当てはまる行為なのである。
大勢の人が酒を飲んでいるから、自分も嫌われないように合わせて酒を飲まなければ、などと付和雷同していたら、多くの飲んだくれと末路を共にすることになる。
飲んだくれの群衆から抜けて、彼らと全く逆の方向へ歩き出すのが、断酒だ。
最初は、水の中を首まで浸かって歩くような、かなりの抵抗を感ずる。それが、歩き続けることによって、徐々に水かさが減って、肩が出て、胸の辺りになって、おへそ辺り・・・腰、ひざ下、足首、そしてついに水流が消えてしまい、すたすた歩いている。
そうなれば、もはや、酒にあらがっていた頃が懐かしい。実は今でもあらがっているのだが、酒にあらがうことが快感なのである。
今日も、ある方のtweetから、その先の報道を見て、その矛盾や滑稽さがすぐに目に留まった。これも、酒にあらがう快感だ。
もともと「依存症ビジネス」なのだから、こういう方向(依存症を増やす方向)に行くのが当たり前。私はだから外部からの「規制」「強制力」が必要なのだと、ずっと訴えているのだが..。
— 断酒応援bot (@letsdanshu) 2018年4月19日
「安く早く」酔っ払おう!ストロング系に各社注力 https://t.co/4pJNk1h55g
テレ朝のニュース『「安く早く」酔っ払おう!ストロング系に各社注力』
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年4月19日
「若者のアルコール離れが進んでいる」と言いながら、
「安く手軽に盛り上がりたいという消費者のニーズがある」って、
エライ矛盾してまんな~😬
背景にあるのは、「安く早く」酔っ払わせちゃおう!って、メーカーの思惑だ!
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