昨日のオフ会で、参加メンバーの話を聴いて思ったこと。
性別も年齢も仕事も境遇も違う中で、過去に酒に走ってしまった皆さんに共通するのは、本当は自分の人生を真剣に生きたかったのだと言うこと。
それがあまりにもストレート過ぎて、何かに躓いたり、完璧を求めて不安になったりしたときに、酒に走ってしまったのだ。
集って下さった方々のお仕事や生活は・・・
女性では、専業主婦の方、お仕事をお持ちの方、子育て中の方など。
男性では、事業をされている方、お勤めの方、専門分野で活躍されている方など。
お一人おひとり、話を伺っていると、こんなにも理路整然と自分の過去を分析出来て、人格も素晴らしい人が、酒に人生と人格を奪われていた時期があったのか!と、驚くこと頻り。
そう言う自分も、今は、こうして毎日文章を綴っているが、かつては酒に人生と人格を奪われていたのだが。
その人の人間の本質は変わらないのに、酒に走っていた過去は、時間が無駄に流れてしまったり、壮絶な体験をしたり、自分や他人を傷つけたり、悔やんでしまうことばかり。
だが、それは、酒がそうさせてしまっただけだ。
だからと言って、酒に罪があるとか、酒が悪いわけではない。酒は、単なるアルコール入りの液体である。この辺りは、ハッキリとしておかねばならない。
過去に酒で失敗したり、問題を起こしてしまった原因はとっても簡単に説明できる。
自分が飲んではいけないものを、飲んでいたのだ。身体に合わない薬を、自己判断で飲んでいたのと同じこと。
それなので、原因となる酒を取り除けば、隠れていたその人本来の人格が現れて輝きだすし、酒を入れてしまえば、また人格を奪われてしまうのだ。
例えてみれば、酒に溺れている人は、本来はダイヤモンドなのに、何重にも汚れで覆われて、輝きが失せ、もともとの形さえ分からなくなってしまっている状態なのだ。
酒がそうさせてしまっただけ。
酒を取り除いたら、皆さん、こんなにも輝いているではないか。
オフ会に集って下さった方々の熱い思いを聞いていて、断酒に至る前の、沈んでいた過去は、酒がそうさせていただけだったんだ、と感じた。
過去を語る皆さんの真剣な話を、聴く側もひと言も漏らさず耳に入れようと、眼差しを向ける。
緊張感が漂うが、自分と似たような酒の失敗談だと、どっと笑いが起こり、一気に場が和む。
この、天真爛漫で屈託のない笑顔は、シラフでなければ出て来ない。酔っぱらって歪んだ笑顔とは全く違う。
もし今あなたが酒の問題を抱えているなら、
「酒が自分をこのようにさせているだけ」
であることを認めよう。
そして、酒を人生から取り除こう。
(冒頭の桜の写真は、岩手のティモ太郎さんから!)
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