あなたが酒を飲むことを喜ぶ人は、誰だろう。
あなたの家族に、あなたが酒を飲んで喜ぶ人はいるだろうか。
私(のみすけ)で考えてみよう。
かつて、断酒前、私が飲んだくれていた頃、それを喜んでくれた人は、家族には誰もいない。知り合いで喜んでくれたのは、今となっては疎遠となった、飲み友達くらいのものか。
知り合い以外で、私が酒を飲むことを喜ぶ人は、酒を造っている人、売っている人、あと、人ではないが、酒税を徴収する国か。
喜ぶどころか、私が酒を飲むことを、悲しむ人、嫌がる人、疎む人は、私のことを一番心配し、世話もしてくれる、家族であった。
家で酒を飲んでは、子供に絡み、妻に絡み、どこでも寝てしまい、トイレに立てこもり・・・
外で酒を飲んでは、終電を逃してタクシーで帰り、或いは終電で終点まで寝てしまい、モノを失くし、カネもなく、家族を心配させ・・・
どこで飲もうとも、泥酔しては、家の中を汚し・・・
私の生来の酒癖が、酔って狂暴になるようなものではなくて、ひたすら陽気になって、更にはどこでも無防備に寝てしまう、と言うようなものであったのが、不幸中の幸いだったのかもしれない。
だが、何度もブログに書いて来たことだが、今こうして、アルコールによる身体へのダメージも無く健康に暮らしていることと、過去に、酒絡みの事件の加害者・被害者になったことがないことの、二点は、ただ運が良かっただけである。
大量のアルコールによって肝臓などの臓器が傷害されていたり、酔っぱらって人を傷つけたことがあったり、自損事故を起こして傷跡があったりしたら、自分が悲しいだけではなくて、家族がそのことを悲しむだろう。
だから、いつも私は、これを読んで下さる方に、今、断酒しているなら素晴らしいことだし、もしまだ断酒に踏み切れていないのなら、運良く今健康で、酒によるトラブルが小さい内に、エイヤッ!と、断酒してほしいのである。
あなたが酒を飲んでも、家族は喜ばないだろうけれど、あなたが酒を断てば、家族は大喜びすることだろう。
ただ喜ぶのではない。大喜びするのである。
家族の笑顔ほど嬉しいものはない。自分も笑顔、家族も笑顔。
朝起きて、みんなニコニコ。
これが、飲んだくれがひとりいるだけで、全く逆の光景になってしまうのだ。
家族が悲しい顔。自分も飲み過ぎの二日酔いで青い顔。
朝起きて、みんなゲッソリ。
飲んだくれを自覚しているのなら、さっぱりときっぱりと、酒とは縁を切ることである。
あなたの英断が、あなたの家庭を救うのである。
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