否認の病と言われる、アルコール依存症。
アルコール依存症は、《酒》を常飲する病だ。患者の頭にいつも浮かび、欲するのは、《アルコール》ではなくて《酒》である。
手放せなくなる飲物・酒の主成分である薬物の名前がアルコールなので、病名がアルコール依存症と名付けられているのだろうが・・・
「あなたは《アルコール依存症》ですか?」と問われたら否認しても、
「あなたは《酒依存症》ですか?」ならば、頷くのではないか?
私自身の過去を振り返り、飲んだくれ時代の心理状況を思い出してみると、
「のみすけよ、お前はかなり酒に依存しているな!」
と、言われたら、その通りだと認めただろう。
けれども、
「のみすけよ、お前はアルコール依存症だな!」
と、言われたら、そうではないと否認しただろう。
こんな疑問が湧いて、今朝tweetした。
今素朴な疑問が湧いた。酒をやめられなく病気を「アルコール依存症」と言うけど、別称でも「酒依存症」とは言わないし、聞いたこともない。なんでかな。グーグル先生に「酒依存症」と入れても、出て来るのは「アルコール依存症」ばかり。表面上は、アルコールと言うより酒に依存しているわけだが・・・
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年4月30日
タバコも、ニコチン依存と言われるが、純粋のニコチンがほしいわけではなく、あの煙を吸いたいのだ。
酒も、純粋のアルコールを出されても飲みたいとは思わないはずで、味の付いているアルコール入り飲料(酒)を飲みたいのだ。
何だか最近、ある特定の人がアルコール依存症であるとかないとか、世の中かまびすしいが、何故にその病の型にハメたがるのだろうか。
酒を飲んでやらかしたと言うことは、酒依存なのである。つまり、酒の飲み過ぎであって、自ら酒量をコントロール出来ないわけで、酒依存なのである。
2年ほど前、ある方が、自分がアルコール依存症かどうか、医者での診断結果をとても悩んでおられ、結構頻繁にコメントを下さっていた。
私は何度も、アルコール依存症かどうかは、あまり問題ではなく、本質は、酒に問題を感じたのなら、断酒すれば良いだけだと、お伝えした。
中々その真意を理解してもらえなかったが、最終的には、ご自分で納得し、丸で憑き物が落ちたように、きれいさっぱりと未練を捨てて、断酒の道を歩んでおられるようだ。
アルコール依存症かどうか、ではなくて、酒依存症かどうかで断酒を判断するのも一つの方法かもしれない。
因みに、のみすけ式簡易酒依存症判定法は・・・
明日から丸3日間、平気の平左で、一滴も酒を飲まずに過ごすことが出来る人は、酒依存ではない。
出来なかった人は、酒依存症だ。断酒しよう!
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)