断酒と水戸黄門だって!?
何だ一体??
ちょっと奇をてらったタイトルにしてみたんだけど(笑)
別に、水戸の黄門様が、実は断酒していたと言う話ではない。
このブログやTwitterで、断酒はいいよ~、飲酒はやめときな~って、発信していることが、お年寄りに人気の、ワンパターン筋書のドラマ《水戸黄門》に似ていることに気付いたのだ。
水戸黄門は【勧善懲悪】を、あの正味45分くらいのドラマの中で毎度毎度繰り返している。
勧善懲悪とは、善良な人や行いを褒めて勧め、悪い人や行いは懲らしめ戒めること。
水戸黄門の場合は、善良な人を助け、悪人を懲らしめる。
断酒の場合、善良な行い【断酒】を勧め、懲らしめる悪は【飲酒】だけれども。
ところで、断酒の勧善懲悪だが、水戸黄門と決定的に違うのは、外部に向けるものではなくて、自分の心に向けるもの、と言うところだ。
酒を楽しんで飲んでいる人に、飲酒は悪だ!と断酒を勧めることは決してしてはいけない。他人は関係ないのだ。飲んだくれの自分の心の中でだけ、断酒の勧善懲悪をすること。
自分の飲酒に問題があることに気付いたのだから、酒を断っているわけで、それなのに、飲酒欲求に負けそうになることがある。
そしたら、心の中で、三つ葉葵ならぬ【断酒】の印籠を取り出して、
「この文言が目に入らぬか!控えおうろう!お前のしていることを何と心得る!恐れ多くもアル中を鎮める唯一の手段【断酒】あるぞ!」
なんてね!
自分の心の中の、酒を飲みたい気持ちは、懲らしめ戒めなければならない悪である。自分にとっての善である断酒を行っている自分を、褒めて勧めることが、アル中の自分の進む道だ。
勘違いしている人がいるかもしれないので、繰り返すけれど、断酒の勧善懲悪は、他人を対象にしてはならない。飽くまでも、自分の心の中での話である。
ところで、私の知っているドラマの水戸黄門は、子供の頃よく見ていた東野英治郎の黄門様(←古すぎ!?)だ。
若い人は、東野英治郎って誰?水戸黄門は今、武田鉄矢がやってるよって?!
大人になってから殆どテレビを見ないので、その後を知らなかったが、ちょっと調べて見たら、役者が入れ替わって、今でもやってるのには驚いた!
役者を取っ替え引っ替えして、見始める最初から、そのクライマックスが分かっているドラマに需要があると言うことは、日本人は、勧善懲悪ものが、好きなんだな~
日本人だけではないか。考えてみれば、世に多くあるヒーローものの物語は、全て悪を憎み、善を推し進めるものばかりだ。
あなたの心に、断酒の勧善懲悪を!
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