マスコミは、やらかしてしまった人を、一体いつまで叩くのだろうか。
これでは、アルコール依存症の治療以前に、精神が参ってしまい、回復どころではないだろう。
飽きもせず、重箱の隅をつつくような記事を、根掘り葉掘り連日報道している。そんなことより、もっと報道しなければならないことがあろうが!(なぁ~んて、思ってしまった・・・)
ところで、その話題の方は、今入院し、治療しているそうだ。先ず、断酒して、身体と心から酒を抜かないと、何も始まらない。
奇しくも、先日のオフ会で、ある参加者の方が入院の経験を語られていた病院と同じところのようだ。
「病室から海の見えるその病院は、なかなか居心地が良かった。」
と、その方はおっしゃっていた。
話は逸れるが、こう言った、リアルな生の経験を聞くことが出来るのも、オフ会の魅力である。
さて、一度酒に支配されてしまった人生は、やり直すためには、酒を断つことが先決である。
酒を断たないことには、何事も始まらない。飲んだくれの人生のリスタートの条件は、断酒である。
そうだ。飲んだくれは、私もあなたも、誰もかも、やり直す為には、酒を断たねばならないのだ。断酒こそが、酒に溺れた人間が新生するための、唯一絶対の条件である。
それを5・7・5で表現したのが、今日のタイトル。
『先ず断酒 それを土台に リスタート』
以前も書いたことがあるけれど、断酒は飽くまでも土台であって、それが目的ではない。土台として、自分の断酒を良く踏み固めて、そこに新たな人生の家を造る。
酒でなく、ギャンブルも、覚せい剤も、その他依存症も、先ずは、原因である依存の対象を断ち、ずっとそれから離れていなければならない。
人生は、やり直すことが出来る。
本当は、やり直しをしなければならない所へ落ちる前に、気付くのが一番いいのだが。
勘のいい人は、一度酒でやらかしたら、すぐに酒から離れるかもしれない。
私のように鈍感な人は、酒で何度失敗しても飲み続ける。
それでも、何かのきっかけで、自分の酒害に気付いたのなら、その気付きは、値千金である。
先ほど書いた、入院経験のある方のお話では、その病院に入院し、所定の治療を受けた後に退院した人で、1年後も断酒継続している人は、何とたったの1割だとのこと。
何故ならば、入院した人の多くは、自分の意思ではなくて、家族の意向で治療に臨んだからのようである。
自らの酒害に気付いた人は、幸いだ。
断酒を土台に、人生のリスタートを切ることが出来るから。
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