今晩、20時ごろから、飲まない仲間コミュニティのプレミーテイングをやってみた。
参加者はお一人だけ(Pさん)だったので、のみすけと1対1で、お互いの顔を見て、色んなことをお話しした。
物理的な距離がどんなに離れていても、空中を飛び、光ケーブルの中を走るデジタル信号は、光の速度で相手方に到達する。
ネット時代、この恩恵によって、かつては夢と言われた、テレビ電話が実現しているのだ。
Pさんは、先月の東京オフ会に来て下さった方である。
オフ会では話し切れなかった、もっと多くのことや、お互いの近況など、ネットとは言え、一度会ってお互いを知っているので、話は途切れることなく続いた。
そして、楽しいので、お互い何度も何度も腹の底から笑った。
中でも、私の耳に残ったPさんの話。
これは、Pさんが聞いた、実際に体験した人の話。
10年間断酒していた人が、ある女性に酒を勧められ、ビールコップ1杯だけならと、付き合いで飲んでしまったのだそうだ。
ところが、そのたったコップ1杯のビールが引き金になって、その後17年間、酒を飲み続けることになってしまった。
私は、その話を聞きつつ、
「ええぇぇーーーっ!!」
と、大声を出して、唸ってしまった。
ネットの向こう側で、Pさんも私の声に驚いて、思わずこちらを見返していた(笑)
「10年もやめていて、スリップしちゃったのはまあ、仕方ないとして、17年間も飲み続けないで、やめられなかったんですかね?」
と、私はPさんに聞いてみた。
Pさんは、
「そこが、酒の魔力と言うか、恐ろしいところなんでしょうね・・・」
私も、Pさんも、過去には相当のアルコール依存であったけれど、今は断酒生活も板に付き、落ち着いている。
けれどもこうして酒害の話をしてみると、お互いに聞いたこともないような話が飛び出してきて、
「あぁ、断酒してよかった!」
と、
「矢張りどんなことがあっても二度と酒に手を出してはならない!」
との思いを新たにするのである。
10年がちょいと1杯で17年を、私に当てはめてみると、あと17年も飲み続けたら、再度の断酒の前に死んでいる。
アル中(アルコール依存症)は、酒を断っても治らない。この、アル中の基本に、常に立ち返ることが必要であることを、今日のプレミーティングで再認識した。
今日感じたのは、お互いの顔を見て、話をすることの大切さと、文字でのやり取りと違って、会話ではお互いの思いが、すぐに通ずることだ。
もし相手に間違って伝わってしまったようなら、すぐに訂正出来るし、分からないことはすぐに聞けるし、これがオンラインミーティングの良いところだ。
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