今、酒を断ってから5年と3か月目に入っている。
酒のない穏やかな日々が過ぎて行く。とは言え、決して、苦しかった日々を忘れたことは無く、日に一度は思い出す。
五十路を過ぎて、それまで当たり前に飲んでいた酒を断った日。
それから先ず3日。ひたすらに辛く、仕事も手につかず、ただじりじりと酒を我慢していたことだけ覚えている。
この3日間、どのような気持ちで、どんな風に過ごしたのか、ブログを書き始めたのが4日目からなので、はっきりとは分からない。
たまに、最近のブログを読んだ人から、主張していることは分かるけれど、自分はそれどころではない、今、とっても苦しい、これを何とかしたい、と言われることがある。
私も、苦しんだ。苦しみつつ、日々そのことをブログに書いて来た。
PC版ならサイドバーに、スマホ版なら記事の下のほうに、過去記事へのリンクが、カレンダー形式で出ているので、2013年3月の断酒を始めた頃の記事から読んで頂ければ、分かると思う。
ブログを書き続けることは、後から断酒を開始した人への指標になるのと、日々文章を書くことが自分の脳への良い刺激になって、アルコールで委縮している脳の痴呆防止になると考えている。
今、苦しい人は、すぐには楽にならないけれど、一日一日飲まない日を積み重ねることにより、本当に少しずつだが、楽になる。1年経てば、それを実感するはずだ。
だから、とにかく1年、と、いつも後から来る人を鼓舞している。
ただ、1年は長い。私は、最初の1週間が途方も無く長く感じた。それで、(今から思えば)たった8日目のブログタイトルに、《前人未到の領域に突入した!》と書いている。
大袈裟な表現ではなくて、当時の私には、本当にそんな気持ちだったのだ。
今、かなり断酒が安定しているので、もっともっと多くの断酒仲間を作りたいなと思って、まだまだ、断酒断酒と吠えている。
Twitterでも、今日、このブログをきっかけに断酒に踏み切った方とやり取りが出来て、ますます、自分の断酒のモチベーションがUPし、もっともっと断酒断酒断酒!と、吠えてやろうと、力が入った。
ブログもTwitterも、断酒の金太郎飴で、断酒の良さ、断酒の楽しさ、断酒の苦しさ、酒害、酒(アルコール)の毒性、飲酒のバカらしさ、そんなことばかり書いている。
けれど、このブログやtweetが、どこかで誰かの目に入り、それが断酒のきっかけや継続の力になれば、私の本望である。
言葉は、断酒のエネルギーになる。これは、私が断酒の初期の頃に経験しているので、良く分かるのだ。
まだまだ、自分の断酒が続く限り、書き続ける。
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