まだ始めたばかりのネットのミーティングで、仲間は少ないけれど、逆にじっくりと会話が出来る。
昨日は、ある男性の方(Aさん)とこんな話をした。
のみすけ:「人それぞれ、何か酒にのめり込んでしまうきっかけってあるんですよね」
Aさん :「そう、それはあるでしょうね~」
のみすけ:「4月のオフ会に来て下さったあるママさんは、なんときっかけがPTAの役員になって、その不安を取り去るのに、酒を飲んじゃったそうなんですよ・・・」
Aさん:「えぇ~~っ!PTAですか!私も全く同じなんですけど!」
驚いたのは、私も同じだった。
たまたま、4月のオフ会の時に来て下さった方の、酒にのめり込んでしまったきっかけが、私の中ではとても印象的だったので、そんな方もいらっしゃったと引き合いに出してみたのだったが・・・
聞いてみると、Aさんは、お子さんの学校のPTAの役員の仕事が回って来て、大勢の人の前で話さねばならない緊張感から逃れるため、酒を飲んでから場に臨むことにしたのだとのこと。
すると、不安感は消え、シラフの自分ではあり得ない自信が生まれ、堂々と振舞うことが出来たそうだ。
それがきっかけで、仕事での緊張から逃れるために、朝から飲酒して行くことが多くなったそうだ。例えば、会議で自分が発言しなければならない日などに、飲んでから行くと、とても精神的に楽になったとのこと。
私もPTAの役員を引き受けたことがあるので、Aさんのお気持ちが良く分かった。たまたま、PTAが出て来たけれど、これに類することは、他にも色々とあるだろう。
自分が苦手とする役回りを、どうしても断ることが出来ずに引き受けてしまった場合の、プレッシャーである。
真面目で、几帳面な人は、自分が引き受けた役回りを、何一つ落ち度のないようにこなそうと考える。すると、目に見えないプレッシャーに押しつぶされそうになる。
そこから逃れるのに、酒ほど打って付けのものはない。ちょっと引っかけてから行くと、効果てきめん。ただ、酒臭さを悟られないようにしないといけないが。
今日の話のような、はっきりとしたきっかけが無くて、いつの間にか大量に酒を飲むようになっていた方のほうが多いかもしれない。
もし自分の過剰飲酒をずっと遡って、何かきっかけが思い当たるようならば、そのきっかけを掘り起こして、ケアしてやることにより、断酒が楽になるかもしれない。
一番は、このことだろう。
自分はそのままでいいのだ。酒を飲んで今の自分を越えた人になる必要などないのだ、と。
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