「飲む勇気ありませんねぇ~」
昨夜、のら猫たんと、断酒談義をしていたら飛び出して来た言葉だ。
「どうですか、もう1年数か月やめていて、今も飲みたいですか?」との私の問い掛けに返って来た言葉だった。
酒を断つのに《勇気》は必要だと思うが、酒を飲むのにも《勇気》が必要だなんて!?
これは、ある程度の期間、恐らく多くの人では、1年間酒を断って生活して来た人なら分かる感覚だろう。
長らく酒をやめて、酒なしの生活スタイルが板に付いて来た人は、飲酒とは何なのか、かなり学んでいるはずだ。アルコールが、自分にどのような害をもたらしていたのか、自分の飲酒時代をきちんと振り返っているはずだ。
なので、飲酒欲求の有無・強弱の前に、もう一度飲酒したらどうなるか良く分かっているので、飲むのに勇気がいるのである。
飲んだくれていた頃は、飲むのが当たり前であって、勇気が必要となるのは、その酒を断つためにであったことだろう。
つい最近断酒を始めた方は、酒を断つのに勇気を奮い起こしたのではないだろうか?
これまで慣れ親しんで来た飲酒の世界から、未知の領域である断酒の世界へと踏み込もうとするのだから、勇気が必要なのは言うまでもない。
でも、一度断酒の世界へと足を踏み入れ、そこで1年間過ごしてみると、断酒の為に振り絞った勇気、つまりやめる勇気のお陰で、この飲まない生活が手に入ったことを喜ぶ自分に出会える。
そして今度はなんと、どんなに飲みたくても、飲んだら元の木阿弥であることを十分に理解しているので、酒を飲むのに勇気が必要だと、こうなるのである。
大体、酒を断ってから1年を経過した人は、精神的にも安定して来るようである。これまで話したり、コメントをもらったりした仲間の方は皆さんそうなので、この1年間と言う期間は、とても重要だと感じている。
やめる勇気を出して、酒を断ち、1年間が経過すると、今度は飲むのに勇気が必要になる。
この心境の変化こそ、断酒による心の成長だろう。
さて、今朝方、二つほど目に飛び込んだ飲酒がらみのニュースをtweetした。ひとりは酔っ払って電車内で下半身露出の62歳の男、もうひとりは飲酒運転でお巡りさんの車に衝突した51歳の男。
酒飲んで62歳でこれだ!苦しい言い訳だね(笑)
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年6月20日
電車内で下半身露出「ファスナー閉め忘れた」本四海峡バスの役員逮捕(神戸新聞NEXT) - Yahoo!ニュース https://t.co/ucVse6FBLK @YahooNewsTopics
お巡りさんの車にぶつかっちゃった、51歳の酔っ払い・・・
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年6月20日
”酒気帯び運転”で捜査車両に追突 車内で”焼酎”飲んだか 基準値の7倍のアルコール 福岡県(TNCテレビ西日本) - Yahoo!ニュース https://t.co/xfofSiMxOm @YahooNewsTopics
ね!飲むのに勇気がいることが分かる!
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