薬物中毒で、正常に話せなくなることを、ラリるって表現する。
酒は薬物。
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年6月23日
これが理解できれば、飲む気が失せる。
正確には、酒は薬物アルコールが主成分の、合法的麻薬。
常飲していたものが、実は薬物だったと、己の脳に理解させるのは、簡単ではないけれど。
この二つの言葉は、同じ意味。
「さあ、今日も一杯やろうかな」
「さあ、今日も薬物でラリるかな」
よくある光景として、終業間近の職場で、のんべーの同僚に、
「ちょっと帰りに、一杯どう?」
なんて誘われるシーン。
これも、言い方をきちんとするなら、
「ちょっと帰りに、薬物摂取してラリる?」
なのだ。
物事は、その本質を理解すると、それまでペンキの厚塗りで見えなかった、瑕疵のある壁の素地がくっきりと見える。
国家が認めているから、安心なんてことはなく、非合法の薬物と同列のアルコールが主成分である酒。
酒をいつまでも恨んでいると、ド勘違いした人からたまにコメントを頂く。
恨むとは、相手の仕打ちに対する不快・不満の気持を、その人に対していつまでも持ち続ける、意味。
そもそも、薬物を恨むことはないわけである。
コカイン、ヘロイン、マリファナ、その他の覚せい剤、麻薬。これらとアルコールは、薬物としての効果・効用・効能は、似たようなもの。もっと言えば、同じなのだ。
この辺りを、腹の底から理解しているかどうかは、割と簡単に分かる。
酒を飲んでいる人を見た時に、自分の心の中にどのような考えが浮かぶか。
酒の真実を知らずに飲んでいて、とても気の毒。
気の毒とは、他人の不幸や不運に心が痛むこと。
私も、断酒してから半年くらいの間は、ブログを読み返すと分かるが、酒を飲んでいる人がウラヤマシかった。適正飲酒なる飲酒が出来ている人を見る度に、何故自分は出来ないのか、悩んだ。
それは、酒の真実を知らなかったからである。
酒害を地道に学び、学び続ければ、ある日酒の真実が腑に落ちる。
あ~、酒とはこんな飲料だったのか。つまりは、薬物アルコールではないか。
自分はこんなものに憑りつかれていたのか!
一度は悪魔の飲料・酒の虜になり、その薬理効果を毎晩求めていた身体であるから、私だって今後、酒を絶対に飲まないとは断言出来ない。
けれども、かなり可能性は低いと思っている。
どんなことがあっても、精神的に疲弊しても、薬物(毒物)アルコールの力など借りようとは思わないからだ。
酒なんぞに頼ってたまるか!
これが、断酒5年4ヶ月目の今、私が思っていることである。
追記(2018/6/24):「ド勘違いした人」からまたもやしつこくコメントが入った。嫌いなら無視すりゃいいのに、毎日読んでくれてるってことは、好きなんだなぁ。ありがとうね!
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