今朝、山形県の県議会議員(63歳・男性)が 、飲酒運転で辞職のニュースが流れていた。
その報道の中で、山形県にある、飲酒運転絡みの条例について書かれてた。
山形県に「飲酒運転をしない、させない、許さないという強固な決意で飲酒運転撲滅を率先する」公職の人が守る素晴らしい条例あり。
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年6月23日
「強固な決意で飲酒運転撲滅を率先する」!?
【強固な決意】でこんなことが出来ればネ、断酒も【強固な決意】で出来ちゃうヨ。ボクも欲しいな、この【強固な決意】🤣
公職にあろうとなかろうと、どんなに素晴らしい文章で飲酒運転を規制しても、無意味であることは、日本の社会が実証している。
【強固な決意】で、飲酒運転撲滅を率先出来るなら、その【強固な決意】とやらを、私も欲しいと思った。
例えば、自分は率先して飲酒運転を撲滅するのだ!と、セメントのような【強固な決意】を固めたとする。
それが、どんなにカチカチに固い【強固な決意】であったとしても、脳にアルコールが流入して、酔いが生じて来ると、ドロドロに溶けてしまうのだ。
つまり、酒を飲む人の【強固な決意】は、意味が無い。
尚、【強固な決意】についてだが、断酒については、酒を飲むのが前提の場合のそれとは違い、酒を断つに当たっての決意が強固であることは、一番大切なことだ。
断酒の【強固な決意】は、その後酒を飲まないための礎(いしずえ)であるから。
但し、これも、飲酒してしまうことにより、あっけなくドロドロに溶けてしまうことは、言うまでもない。【強固な決意】だけでは、断酒を継続することが出来ない。
飲酒に関して、世の中に出回っている標語や、取り締まる法律は、シラフの人に向けて書いてある。酔っ払ってしまったら、標語も法律も、頭の中から追い出されてしまう。
人は、酔うことにより、文字で規制された世界など容易く踏みにじり、自分だけのわがままな世界へとワープしてしまう。
酒を飲むことによる酔いから生ずる害悪は、老若男女を選ばず、その人の職業をも選ばない。公職にあろうと、人の上に立っていようと、教える立場であろうと、どんなに立派な職業であろうと《酒酔い》からは逃げられない。
何か重要な決意を胸に秘めているのであれば、酒は飲んではならない。
決意を忘れず、必ず実行するためには、常にシラフでいなければならない。
酒を飲むと、どんな決意もドロドロに溶けてしまうからである。
酒を飲まない断酒の決意。
毎朝これを新たに胸に秘め、一日を始めたいものだ。
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