自分の飲酒問題に気付いてはいるけれど、中々酒を断つことが出来ない。
そんなコメントをもらうことがあり、その方はその後どうしただろうと気になる。
中には、今日紹介する方のように、断酒への気付きが形となって、行動へと進み、回復の道を歩んでらっしゃる方もいるのだ!
今日は、ハンドル名が、元《夫婦で酒飲み》、今は《夫婦断酒er》さんから、近況を綴ったメールを頂いた。
ブログ読者の方に、役立ててほしいとのことなので、遠慮なく転載させて頂くことにした。
次の記事が、まだ、《夫婦で酒飲み》さんだった頃、私が何とか断酒へと一歩進んでほしいと思って書いたもの。
以下が、《夫婦断酒er》さんからのメールである。
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夫婦で酒好きがあだとなり、主人はアルコール依存症、私はそれに伴い適応障害(お酒の問題も含めての医師の診断でした)を2年程前に診断されました。
思えば出会った10年前から、2人でお酒を飲み問題がありました。
そんな中でも子宝に恵まれ、最初は何とか飲酒の問題を乗り切ろうとしていました。ですが、慣れない子育てや仕事量の増加、主人も私も限界だったのでしょう。
やがて警察沙汰になるような主人の暴力や、私の飲酒時の問題行動が多くなってきました。
最初は全ての問題を私のせいだと思った主人は私を攻め続けました。耐えられなくなり、精神科受診(とても相性の良い先生と出会えました)と断酒会(こちらも支部長さんが娘の様に助けてくれます)への参加、市の保健師さん(色々な相談機関に繋げてくれました)への相談となりました。それが2年程前になります。
何とか2人共節酒や、禁酒を試みましたが、毎度主人に酒に誘われたり我慢出来なくなり、すぐに元に戻りました。
私は飲んだ奈良漬けの様な頭で、子供を守ろうと必死に周囲に助けを求めました。奈良漬け脳は、私はどうなっても良い、何とか子供だけはと思いが強かったです。そして 今回の施設の保護という経緯を辿りました。
何の責任も罪も無い子供にはとても辛い思いをさせてしまいました。一生償う気持ちは消えない事と思います。
ですが、保護をきっかけに主人の会社や周囲の人(どんどん酒を飲ませていた同僚や親族)がやっと病気に気づいてくれました。
主人本人もやっと本気の断酒に臨めました。もちろん私もです。
私としては、保護は最善の方法では無かったのだろうと思いますし、3人家族でやっていく為の本当に最後の切り札を使ってしまいましたが、これが後々良かった事だったと思える様に、子供が耐えてくれた事を無駄にしないように努力していこうと思っています。
今は断酒会に夫婦で入会し、断酒2ヵ月 を迎えたひよっこですが、子供と主人と猫さん2匹で平和で穏やかな毎日を過ごせています。
私は妊娠してから仕事をやめていたのですが、子供を保育園に通わせ少しづつ仕事に復帰しています。
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酒を断ち、回復の道を歩めば、幸せは取り戻すことが出来る!
《夫婦断酒er》さん、これからも、ずっと夫婦で、明るい断酒を!
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