酒を飲まない優越感。
これは、昨日の断酒仲間とのネットミーティングで出た話題。
人数が少ないので、毎回とても中身の濃い話が出来て、楽しい。
ブログに書き忘れたのだが、夫婦で行った江戸川放水路の釣りの時の、酒にまつわるエピソードを私が話していた。
8時ごろ釣り場に着いて、一頻り釣って、ひと休みしたのが、10時ごろ。
ふと、小腹が空いたので、かみさんに駅の近くのイオンまで買い出しに行ってもらったのだった。
買い物から帰ったかみさんが話すところによると、あるグループが、大量の酒類と食品を、5万円分くらい買っていたとのこと。
釣りを終えての帰路、14時ごろだったが、途中にあるバーベキュー広場を横切る時、大音量の音楽を流して、あまり見たことのない踊りで盛り上がっているグループがいた。十数名、男女半々くらいで、20~30代くらい。
そのグループの人は皆、かなり酔っ払っており、険悪な空気さえ漂っていた。
かみさんが、
「あ!この人たちだよ、お酒大量に買っていたのは!」
と、私の耳元で小声で囁く。
日ごろから、どんな状態であれ、酔っぱらいからは距離を置くことを心掛けているので、私たち夫婦は、足早にそこを立ち去ったのだった。
こんなような話をしていたら、
「わ~。イヤですよね~、酔っぱらい。昔飲んでいた自分だからこそ、そういう話を聞くと、飲まない自分に優越感を覚えますね。」
との仲間の一言があった。
もう一人が、
「そうそう、この断酒の優越感は、正しい優越感ですね。」
私も、酒を飲まない優越感を感じることが多々ある。飲んだくれている人、スーパーで大量に酒を購入している人、朝方路上や駅で寝込んでいる人などを見かけると、
「あぁ。酒やめて良かったな~。酒を飲まない自分で本当に良かったな~。」
と、心の中で、酒を飲まない優越感に浸るのだ。
wikipediaによれば、
『優越感(ゆうえつかん、英: a sense of superiority、a superiority complex)とは、自分が他者より優れているとの認識、およびここから生じる自己肯定の感情である。多くの場合において自尊心の一端に位置する感情である。優等感(ゆうとうかん)ともいう。対義語は「劣後感」または「劣等感」。 』
断酒に於ける優越感は、ただ単に、
「あの人は飲んでるけれど、自分はやめているぞ!」
と、これだけだ。
容姿が優れているとか、年収が多いとか、一流大学を出ているとか、そんな卑俗なことではない。自分がとった断酒という行動で感じるものだ。
wikipediaの説明の中の、
「ここから生じる自己肯定の感情である。多くの場合において自尊心の一端に位置する感情である。」
との、説明部分で、断酒にプラスになっていることが分かる。
即ち、自己肯定の感情であり、自尊心の一端に位置しているのだ。
酒を飲まない優越感ならば、大いに感じて、断酒した自己を肯定し、断酒している自分の自尊心を更に向上させよう。
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