先日、断酒仲間のぽるぱるぺるさんから、おもしろい話を聞いた。
お互いに、断酒関連のことにはアンテナを張っており、何か役立つことはすぐにキャッチするので、情報交換をすることが出来る。
あなたは、「依存」と「趣味」を一発で見分ける方法をお持ちだろうか。ギャンブルにしろ、飲酒にしろ、同じ行為をするのに、どこまでが「趣味」で、どこからが「依存」なのか。
それは、あなたの子供が同じことをして、応援できるかどうか、だそうだ。
教えて頂いたリンク先のマンガが、こちらだ。
こちらのサイトでは、アルコール依存症だけでなく、ネット依存症、ギャンブル依存症、SEX依存症、タバコ依存症などについて、同じような判断基準で、問題があるかどうかを見極めることが出来ると書かれている。
さて、アルコール依存症。
我が子が酒に溺れたら?
これ、考えてみるだけで、恐ろしいではないか。自分がこれだけ問題を感じて、断った、或いは断とうとしている行動である。
仮に我が子の名前を洋風に、トムとでもしようか。
「トム!パパが応援するから、もっともっと沢山酒を飲みなさい!」
これは、絶対に有り得ない。急激に一気に飲めば急性アルコール中毒で死ぬし、毎日大量に飲めば、アルコール依存症になり、更に、アルコールが原因の、ありとあらゆる疾患に憑りつかれて、人生が台無しになってしまう。
これは、親として、子に手本として示すことの出来る行動かどうか、の視点からも、同様に考えることが出来る。
自分の酒に溺れた様子を、子に見せて、将来お前もこのような大人になりなさい、と言えるだろうか?
こんなことを書いていて、私は過去の自分が恥ずかしくなってしまった。思い起こせば、毎日毎日、我が子の前で、私は酒に酔って醜態を晒していたのであった。
消えない過去の汚点は、ずっと残る。これは仕方のないことである。
私は断酒以来、全力を挙げて、我が子に酒の毒性や、飲酒習慣のバカらしさ、危険性を教育している。人生の最初から酒を飲まないように指導している。
せめて、自分の子には、そもそも人生に全く必要のない、酒なんぞで躓いてほしくないからである。
断酒のヒントは、あちこちにある。今日歩いているときに蹴とばした石ころにさえ、断酒のヒントがあるかもしれない。
断酒アンテナを広げて、僅かなヒントでも、受信できるようにしておこう。そして、キャッチしたら、自分の中だけで吸収しないで、断酒仲間と共有しよう。
そうすれば、断酒ワールドを広げることが出来るし、何より、楽しいから。
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