このブログでは、アル中=アルコール依存症の意味である。
断酒初年度に何冊も読んだ、なだいなだ先生の本に、アルコール依存症を表すのには、昔から言われている《アル中》が相応しいと書いてあった。
飲酒に問題があって、やめようと思っている人、やめている人は、今現在の状態が飲酒中でも断酒中でも、アル中である。
私は、酒を断ってから5年7か月ほどになろうとしているが、断酒前も今もアル中だ。飲んだくれたままのアル中と、断酒したアル中の違いがあるだけで、本質はアル中。
ここ数日、飲酒欲求の有無や断酒期間との関係、その他で、コメント欄が賑わった。それだけ、真摯に断酒に取り組んでいる人たちが、このブログを読んでいるわけで、つまり、集って下さっている方々は、アル中の優等生ばかりだと思う。
いつも書いていることの繰り返しになるが、断酒のやり方・考え方は、人それぞれであって、酒さえ断っているならば、何だってOKであり、正解なのだ。もちろん、酒を断つために、他の薬物に手を出したとかは、論外だが。
飲んでも断っても、本質がアル中に変わらないのであれば、飲まないアル中、即ちアル中の優等生を目指すべきである。
アル中の本質を理解し、常に自分がアル中であることを自覚してさえいれば、元の問題飲酒者に戻るきっかけとなるHALTや、再飲酒そのものに、いつも注意することが出来る。
更に、アル中の優等生は、酒害と酒の本質と病(アルコール依存症)について、学び続ける。
学びは、通り一遍の知識を仕込んだら終わり・・・ではない。日々、新たに、どん欲に、学び続けることが、飲まないアル中を続ける秘訣だ。
私も、アル中の優等生として、日々学び続けている。ブログを書くために学び、メルマガを書くために学ぶ。学ばないと、アウトプットが出来ないからである。
そうそう、メルマガで思い出したが、昨年の10月に始めたメルマガが、そろそろ発行1周年を迎える。
ここ最近のメルマガでは、ある本から、断酒会をテーマに、色々と書いている。 先週号では、断酒会の衰退について、数字から示してみた。ピーク時、2万人いた会員が、今年度では7千人を割り込んだのだそうだ。
この辺り、メルマガ読者の断酒会会員の方から、一体なぜなのか、読者の方の意見を募りたいとメールを頂いた。また、それに関して、元断酒会に属していた方から、かなり辛辣な意見を頂いてもいる。
発行1周年特集と言うことで、メルマガで、この辺りを取り上げてみようと考えている。ブログとは違った視点で、おもしろいかも・・・興味のある方は、下からどうぞ!以前読んでいたけど解除した方も、気軽に再登録をどうぞ!
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