毎週土曜日に断酒のメルマガを発行している。
今日も、何とか書き終えて、先ほど、発行したところである。
昨年の10月に第1号を出してから、1年が過ぎた。最初は張り切って、週に3回も発行していたのだが、2回になり、今では、土曜日の1回に落ち着いた。
さて、今日の発行1周年記念号では、断酒会について取り上げた。メルマガを読んでおられる方は、今日のブログ記事と合わせて読まれると、何か得るところがきっとあると思う。
私は、自助の会(断酒会、AA)には行ったことが無く、書籍や、参加されている方から聞いた話、参加されている方のブログなどで、どんなものか雰囲気をイメージしているだけである。
断酒会には、断酒の誓い、AAには12のステップと言うのがあって、参加者がそれを唱和すると聞いている。
両方とも、1番目の文言がほぼ同じである。
《断酒会・断酒の誓い》
1. 私たちは酒に対して無力であり、自分ひとりの力だけではどうにもならなかったことを認めます。
《AA・12のステップ》
1.私たちはアルコールに対し無力であり、思い通りに生きていけなくなっていたことを認めた。
私は常々どうもこの文言に違和感を感じていた。それで、こんな記事を書いたこともある。
上記の文言だが、例えば、アルコール依存症ではなく、花粉症ならば、こんな風になる。
「私たちは、杉花粉に対して無力であり、自分ひとりの力ではどうにならず、思い通りに生きていけないことを認めます。」
花粉症患者は、杉の花粉に反応してしまう自分を責めるのだろうか?
飛散する花粉に過剰に反応してしまうアレルギー体質と、抑制出来ずに過剰に酒を飲んでしまう体質は、本質的には、同じことだと私は考えている。
但し、アルコール依存症の問題の根本は、患者本人が自分の病気を認めないことである。これの治療は、断酒意外にないので、本能的に認めたくないのだ。認めると、酒が飲めなくなるから。
私が考える断酒は、先ずは、自分が酒に対して抑制の効かない、飲み出したら止まらない、毎日飲まずにはいられない、病気であることを認める。それが出来たら、能動的に、明るく酒を断つ。これである。
もちろん、断酒の3本柱(医療機関・抗酒剤・自助の会)が基本であることは、私も認めている。 それで多くの方が断酒を継続出来ている実績があるからである。
酒のやめ方・取り組み方・考え方は、酒を飲まない生活が出来てさえいるのなら、何でもOKと言うのが私の考えであることを書いておく。
最後に、花粉症を例に出したので、酒を飲み出したら止まらない病気と全く違い、アルコールに対して本物のアレルギーを起こす病気についても、書いたことがあるので、リンクを貼っておく。
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