昨日の「秋の横浜散策&中華街ランチオフ会」で、得た貴重な断酒情報の続きその1!
(その2は、明日。お楽しみにぃ~)
自分の酒の飲み方がヘンだと思ったり、家族の誰かから、そのことを指摘されたりしたとき、頑固に飲み続ける人もいれば、一度医者に診察してもらおうとする人もいるだろう。
後者の人は、アルコール依存症からの回復に一歩近づいたのだ・・・が、ここで、ひとつ、注意しないと、かえって問題をこじらせることがある。
それは、何かといえば、掛かる医者の選択である。
アルコール依存症を疑うのであれば、内科ではなくて、精神科か心療内科へ掛かることは、多くの人が知っている。
けれども、問題は、精神科、心療内科を標榜していても、その医師が、アルコール依存症について無知な場合があること。そんな医師に掛かると、回復が遅れるばかりか、アルコール依存症が悪化することがあること。
実際に、昨日のオフ会に出ていた方の話を二つほど書いてみる。昨日はAさん、Bさんだったので、今日はCさん、Dさんとしよう。お二方とも女性である。
先ずは、Cさんの体験談。
子育てをしながらも、ストレスから毎晩酒を飲むようになっている自分がおかしいと感じた。
ネットで調べて、アルコール依存症の治療をしている医院を予約したが、生憎すぐには取れなかった。予約が取れたのは、2週間後だった。
2週間後、その医者の診察を受けたところ・・・
「2週間も飲まずにいられたのだから、あなたは大丈夫です。アルコール依存症ではありません。」
Cさんは、医者への不信感を募らせた。
続いて、Dさんの体験談。
ご主人は、ご自分があまり酒を飲まないのもあり、奥さんが酒を飲むことを良しと思わない。飲んでいるところを見られて、小言をもらうのが嫌なので、ついついご主人に隠れて酒を飲むようになってしまったDさん。
自分でもおかしいと思い、近所の精神科を受診した。
数々の問診に答えて、医師の出した診断結果は・・・
「大丈夫です。アルコール依存症ではありません。ストレス解消のために、少しくらいお酒を飲んだほうがいいですよ。」
Dさんは、医者を替えた。アルコール依存症の専門医に掛かった。すると、完全にアルコール依存症なので、断酒と自助の会に行くことを勧められたそうだ。
昨日の記事に書いた、アルコール依存症患者を専門にケアしている看護師のAさんもこれを聞いていて、確かにアルコール依存症は、それを専門に診ている医師でないと、適切な診断と対応は出来ないとおっしゃっていた。
もし、自分がアルコール依存症かもしれない、医療機関へ行ってみようと考えている方は、少なくとも最初から、アルコール依存症を専門にしている病院・医院・医師の所へ行かれることをお勧めする。
さて明日は、昨日のオフ会でもうひとつ学んだこと・・・《底付き》はもう古い。《底上げ》が今の断酒のキーワードであることについて書く予定。乞う!ご期待!
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