人生いろいろ、断酒もいろいろ。
私が当ブログで「嫌酒がいいよ」と書くと、「いやいや、断酒愛がいいよ」とか、「酒嫌うより愛想を尽かすのがいいよ」とか、「酒を嫌うことないよ、好きなままでもやめられるよ」とか、色んなコメントが入る。
酒を断っている先達は、それぞれ自分のやり方が一番だと思っている。私は私のやり方《嫌酒》又の名を《酒の悪口療法》が一番だと思っている。
なので、私は、自分の断酒のやり方・考え方・取り組み方をいつもブログに書いて、後から断酒に挑む人に勧めている。
酒さえ飲まずに生活出来ているならば、そのやり方・考え方がその人にとっての一番なのだ。
長年断酒を継続されている方で、もしご自分のやり方に自信があって、他の人にも勧めたいならば、是非、ご自分の断酒ブログを立ち上げて、大いに広めてみてほしい。類は友を呼び、自分と同じやり方の断酒仲間が集まって来ることだろう。
で、どんな断酒のやり方・考え方・取り組み方でも、辿るのはこんな感じのはず。
飲みたい ⇒ 飲まない ⇒ 飲めない ⇒ 飲みたくない
これは、私が辿った、断酒の流れだが、大方の人は、断酒直後から落ち着くまでは、この4段階を経るのではないだろうか。
Ⅰ.飲みたい➡断酒直後は、これだね。やめたのはいいけど、まだまだ飲みたい!
Ⅱ.飲まない➡断酒に慣れて来ると、何が何でも飲まないぞ!と頑張る。
Ⅲ.飲めない➡断酒が板に付いた頃、もう自分は酒なんぞ飲めないんだ、と悟る。
Ⅳ.飲みたくない➡酒なし生活が楽しくなって、酒なんぞ飲みたくなくなる。
何年酒を断っていても、この、最終段階の「飲みたくない」に達しない場合、その断酒方法には問題があると、私は思う。「飲みたくない」に達しない断酒は、恐らく、《気合の断酒》か《我慢の断酒》か《ただ断酒しているだけの断酒》なのかもしれない。
《気合の断酒》《我慢の断酒》《ただ断酒しているだけの断酒》の特徴は、酒(アルコール)の真実を学んでいないところだと思われる。
酒(アルコール)の真実とは、ひと言で表現するなら、酒の主成分・アルコールは、毒物であること。
さて、酒をやめた方が良いと気付いた方は、本当にラッキーなのである。そこで酒を断てば、酒でトラブルを起こして、それまでの人生から退場!なんてことは決して起こらないことが保証される。
アル中でなくても、酒なんぞと縁を切った方が絶対に良い。Rさんがコメントで教えて下さった、石川県の町議の情けない泥酔事件がこれ。
石川県内灘町の町議会議員の(妻子ある!)43歳の男が、今月7日、地元のソフトボール大会に参加した後、20名程度の打ち上げの席で、19歳の女性従業員の腰だかお尻だかを何度も触ったそうな。
そのセクハラ行為を仲間に注意されて、この男は泣きながら店を出ていったのだが、腹いせに店の外にあったガスメーターを破壊したのだそうだ。
「何であの時、あんなに飲んでしまったんかなぁ~」との反省の弁があったけれど、この人、この言い方だと、断酒はせず、次はちゃんと飲もうっと!てとこだろうなぁ。
この男は、これらやらかしたことについて「酒に酔って覚えていない」のだと!
ねぇ。酒とは如何に恐ろしい飲み物か!良く分かったら、断酒しよう!
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