最近、ふとしたことで、その昔飲み会で何度か一緒になったことのある人とネット上で再会し、やりとりをした。
その人との会話の中で、結構頻繁に出ていた飲み会では、楽しかったことは否定しないが、ついつい飲み過ぎて電車を乗り過ごしたり、一緒にいた人に迷惑をかけたりしたことを思い出した。
飲んだくれ時代、飲み会参加は、私の楽しみのひとつだった。あまり大勢の飲み会は苦手だったが、数人の、こじんまりとした会には好んで出ていた。
そんなだから、酒を断ってから半年くらいの間は、飲み仲間から飲み会の誘いが頻繁にあり、断わるのに苦労したものだった。
考えてみれば、《飲み会》というのは、何人かが集まって共通の薬物・アルコールで盛り上がる《薬物摂取会》に他ならない。
なので、酒を飲まない人・飲めない人が飲み会で浮いてしまうのは、当たり前なのである。薬物・アルコールを摂取して盛り上がる会なのに、アルコールを摂取しないのだから、飲む人(つまり薬物を摂取する人!)からすると、場が白けてしまうのだ。
《酒の真実》を理解している方は、《飲み会》=《薬物摂取会》であることを、そうだそうだ!と思って下さることだろう。
誰もが気軽に出かける《飲み会》だが・・・
「飲み会行こうぜ!」
↓
「嬉しいな!ワクワクするなぁ!」
↓
「飲み会で結構飲んじゃって、後のこと覚えてないんだ・・・」
↓
「飲み会でハイテンションになっちゃって、やらかしちまったらしい(;_;)」
↓
「飲み過ぎて、気持ち悪い。やばいぞ、今日は動けない。仕事もいけない(T_T)」
私の場合、このパターンが多かった。これの《飲み会》を《薬物摂取会》に置換してみると、その実態がよく理解できる。薬物アルコールを過剰に摂取したために、脳がやられ、身体もやられ、体調不良となって、翌日は潰れてしまうのだ。
ハイテンションになったり、或いは急に活動が低下して寝てしまったりするのは、アルコールが脳に回って、その活動を抑制したり麻痺させたりするからである。この辺り、アルコールの働きは、禁止薬物の作用と何ら変わらない。
断酒を始めて間もない人が、どうしても欠席できない職場の飲み会などに仕方なく出て、とっても気後れするケースがある。これは《飲み会》=《薬物摂取会》であることを理解することにより、寧ろ酒を飲まない自分が正常であることに安心する。
断酒したことにより、薬物摂取から解放されたのだ。
あなたがもし《飲み会》で自分が酒を飲まないことに気後れしているなら、頭の中の《飲み会》なるフレーズを《薬物摂取会》に置き換えてみると良い。
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