自分がかつてハマっていた喫煙。
今では、歩きタバコや、四角く囲まれた喫煙所でのタバコを見ると、その喫煙行為は、時代に取り残された、野蛮な行為に見える。
自分がかつてハマっていた飲酒。
今では、飲み屋で酔っ払っている人や、昼間から缶酎ハイを飲んでいる人などを見ると、その飲酒行為は、時代に取り残された、野蛮な行為に見える。
タバコも酒も、やめた直後は、それらを楽しんでいる人を見ると、羨ましくて、眩しくて、目のやり場に困ったものだったのが、本当のところだが。
酒を断ってまだ時間がそんなに過ぎていない人は、酒を飲みたくてたまらないだろう。我慢するのが辛いことだろう。
自分が全く同じ道を通って来たので、とても良く分かる。
あなたが飲むのをやめた酒、飲酒は、とても野蛮な行為である。なので、酒を断ったことは、これからの人生をより良く生きるための、最善の選択なのだ。だから、断酒が辛くても、前進あるのみ!
飲酒によってアルコールが脳に回ると、人間を理性的な存在たらしめている大脳が働かなくなる。すると、理性が飛んでしまうから、より動物的な本能がむき出しになり、野蛮になるのだ。
酒を飲んでハレンチな行為に及ぶのは、アルコールが原因。
酒を飲んで車を運転し、殺人を犯すのは、アルコールが原因。
酒を飲んでふらふらヨレヨレになるのは、アルコールが原因。
こんなことが予め分かっているのだから、そもそも、酒なんぞ飲むこと自体が、ナンセンスな行為なのだ。
私は、自分が、飲んだらすぐに元の飲んだくれに戻ってしまう病・アルコール依存症であり、これが治癒の無い持病であることは重々承知している。
が、意識の上では、もう数年前から《断酒》はしていない。
5年前に断酒をスタートしたわけだが、今では、断酒を継続しているわけではなく、ただ酒なしの生活を送っているだけである。
飲酒行為が異常で野蛮であることに気付けば、酒を飲まない生活が如何に素晴らしいことなのかが、分かる。
もはやそれは断酒などではなく、酒を人生から追放して、背中に羽が生えたような身軽な生き方なのだ。
やめたのに、いつまでも、酒なんぞを思い、飲んでいる人を羨ましい目で見ていてはいけない。飲まないあなたの方が、輝いているのだから。
飲酒も喫煙も、野蛮な行為であることは間違いない。
今から10年後、20年後、世代が交代すると、喫煙する人は更に減り、飲酒する人も今の世代からは考えられないくらい少なくなることだろう。
「え!タバコ吸うの!?」が、昔では考えられなかったが、今は当たり前になった。
「え!酒なんか飲んでるの!?」が、きっと近い将来に当たり前になる。
薬物アルコールを摂取する飲酒は、野蛮な行為なのだから。
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