自分が飲んでいる飲み物(酒)が、どんな病気を誘発するのか。
そんなことを意識して酒を飲んでいる人は、いないだろう。私も、酒を断って、アルコールについて学ぶようになってから、自分のしていた飲酒について、改めて青ざめたのだ。
今日書くアルコールが原因の病気については、初耳の人が多いのではないだろうか。
アルコールが絡む病気は、調べ尽くしたかな・・・と、高を括っていた私は、今日たまたま目にするまで知らなかった。
アルコールが、如何に百害(どころか千害!万害!)あって一利なしの毒物であるか、つくづく思い知った次第。
さてさて、その病名は、何だかとっても恐ろしい響きの、
「アルコール性横紋筋融解症」
である。
飲んだ次の日に、身体のあちこちが筋肉痛を起こす、急性アルコール筋症(アルコール性ミオパチー)については、以前に書いた。
今日知った「アルコール性横紋筋融解症」は、それが更に悪化したもの。
長期に渡るアルコールの過剰摂取が、横紋筋に障害を与え、骨格筋の細胞が融解、壊死することにより、筋肉の痛みや脱力などを生じる。
その症状としては、
「手足・肩・腰・その他の筋肉が痛む」
「手足がしびれる」
「手足に力がはいらない」
「こわばる」
「全身がだるい」
「尿の色が赤褐色になる」
など、だそうだ。
具体的には、骨格筋の細胞が融解、壊死することにより、筋肉の痛みや脱力などを生じる。筋肉の病態だけではなく、その際、血液中に大量の筋肉の成分(ミオグロビン)が流出する。
流出したミオグロビンにより、腎臓の尿細管がダメージを受ける結果、急性腎不全を引き起こすことがある。また、まれに呼吸筋が障害されることにより、呼吸困難になる場合もある。
私が今日参照したある資料では、横紋筋と小腸平滑筋はアルコールに対し同様な振るまいをするそうで、アルコール性横紋筋融解による小腸潰瘍の発生の増加がみられる可能性があると、書いてあった。
断酒以来、酒(アルコール)が原因の病気について、それを調べては、「病名○○の恐怖」として、ブログ記事を書いて来た。
約5年7か月に渡って、一所懸命、そんなこともして来たのだが、まだ、掘り尽くしてしてはいなかったようだ。
一体、アルコールが原因となる病気は、あとどれだけ潜んでいるのだろうか。
酒及びアルコールについては、学べば学ぶほど、飲料としての毒性が恐ろしくなり、ますます断酒の力がUPする。
こんな飲物に、長年に渡って、カネと時間と健康を捧げて来たのが、やっぱりどう考えても、アホらしい、バカらしい、下らない。二度と飲むものか!!
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