最近、朝5時くらいから、イヤホンでラジオを聴きながら、ポールウォーキングをしている。
以前は、スロージョギングだったのだが、両手にポールを持って歩くのが、身体がぶれずに安定して中々気に入っている。
ラジオでは、丁度歩いている時間帯に、健康についての放送をやっている。今週は、胃の健康について、消化器専門の医者が解説をしているので聴き入った。
昨日、今日と《機能性ディスペプシア》なる胃の病についての放送だった。皆さん、ご存知だろうか《機能性ディスペプシア》。私は知らなかったので、ふむふむと頷きながら聴いていた。
内視鏡で、胃の中を覗いても、内壁は綺麗で、どこにも病変が認めらないのに、胃が痛かったり、もたれたりする症状のことだそうだ。
昔は、慢性胃炎とか言われており、この病名が付いたのはつい最近のことらしい。
原因としては、ストレスから来る、自律神経の変調が大いに関係しているとのことだった。
と、《機能性ディスペプシア》についてはこのぐらいにしておいて・・・
胃の健康を保つためには、どんなことに気を付ければ良いのかについて、バランス良く食べるとか、睡眠をきちんと取るとか、医者の視点からアドバイスがあり、更に、アルコールについては、こんなことを話していた。
アルコールが胃を直接害すると言うことはない。なので、飲酒に関しては、過度に飲まなければ問題ない。理想的な飲み方は、先ずはビールなどのアルコール度数の低い酒で胃を慣らしてから、徐々にアルコール度数の強い酒に移行するのが良い。
「とりあえずビール!」は、アルコール度数の低い酒を先ず飲んで胃を慣らすと言う点で、理に適っているとも、言っていた。
私は、ポールウォーキングをしながら、朝からげんなりしてしまった。
もちろん、この医者の言っていることは間違ってはいないし、ほどほどの酒飲みにとっては、その通りの内容なのだろう。
ただ、早朝から酒の理想的な飲み方などは、私には全く不必要だったので、もの凄い違和感を感じてしまったのである。
本当のところは、酒なんぞ毒なのだから飲まないほうがいいに決まっているのになあ。
この辺り、いつまで経っても、猫も杓子も飲酒礼賛のわが国、日本。
そう言えば、断酒仲間から今まで色々と医者については、聞いてきた。アルコール依存症を診る医者でさえ、診断や治療に関しては、かなりのバラツキがあるようだし、況してや、精神科以外を専門とする医者にしてみれば、飲酒に関しては門外漢であろう。
酒の主成分アルコールは、薬学的には、人体に有害な毒物であることも、酒と言う名のオブラートに包まれてしまえば、医者にとっても、嗜好品としての飲み物に過ぎないのか。
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