昨日書いた『ワイン風呂』について、何人かの方からコメントを頂いた。
断った酒だが、それを飲むのではなくて、風呂に入浴剤として添加されていたら、どう受け止めるか。
1.三十六計逃げるに如かず!とにかく何でもかんでも、酒と名の付くものからは、逃げる!
2.断っているのは、飲む酒であって、風呂に添加されているものなど歯牙にもかけず、入浴を楽しむ。
3.全然、酒風呂になど興味もない、従って、入ることもない。
頂いたコメントは、ざっと、この3つに分かれたのかな。
酒を断ち、それを続ける生活は同じでも、その人によって、考え方、取り組み方は様々である。
その人の生きる人生は、その人だけのもの。その人の断酒も、その人だけのもの。そんなことを思った。
人生色々で、断酒も色々。他人の生きる人生と、自分の生きる人生は違うのが当たり前で、断酒も、自分の断酒と他人の断酒は違うのが当たり前。
もうひとつ言えるのは、同じ人の断酒でも、その人の酒を断ってからの時間経過によって、考え方や取り組み方が変化すること。
上記3パターンで言えば、私は断酒初年度が1.で、2~4年目くらいが2.で、5年目から今現在が3.のような気もする。同じ人間でも、時間経過によって、心境が変わって来る。
なので、これでなければダメ!とか、こうしないとダメ!などと言うものは、断酒に於いては無いと、改めて学んだ。酒を断つ決意をして、実行し、それが続いているなら、それが正解なのである。
自分が酒を飲まないでいるためには、自分で自分の守る断酒のルールを設定し、それを大事に生活するのが基本だ。
最初はガチガチなルールかもしれないが、断酒に慣れてきたところで、ここだけは譲れない、というルールは残して、少し緩めても良いかもしれない。
例えば私は、最初、飲み会は出ない、誘われても断ることをルールにしていたが、断酒後1年くらいした頃、これは外した。
飲み会は出ても、ジュースやお茶で済ますことが平気になった。それと、私が断酒したことが知れ渡ると、当たり前だが、私を飲み会に誘う人はほとんどいなくなった(笑)
あまりにもガチガチなルールを己に課すと、返ってそれが原因で、ある時酒を飲んでしまうのではないかと、そんなことを危惧するが、どうだろう。
この辺りは、飽くまでも私の考えなので、最初に決めたガチガチの断酒ルールを、人生の最後まで守るのも、またありだと、思うけれど。
他人の人生をとやかく言う資格が自分にはないのと同じように、他人の断酒についてとやかく言うことは、ナンセンスであることも十分に分かっている。
何せ、自分が酒を飲まないでいることが、自分の人生に課せられた、また人生を賭して挑む、重要事項であって、他人の断酒にとやかく言う余裕も時間も自信もあるわけがないので。
そんなわけで、人生色々、断酒も色々。
楽しい断酒をこれからも、ご一緒に!
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