あの有名な絵画《 叫び》と言えば、ムンク。知らない人はいないだろう。
見ようによっては、ひどい二日酔いで、ふらふらしている人にも見える。
ちょうど、ある方のブログを読んでいたら、ムンクがアルコール依存症で、入院治療を受けたことが書いてあって、急にムンクに親しみを感じてしまった。
ムンクは、1863年に生まれ、あの《叫び》を描いたのは、1893年30歳の時である。
尤も、調べてみたら《叫び》には4バージョンあって、1893年の油絵バージョンとクレヨンバージョン、1895年のパステルバージョン、1910年のテンペラバージョンがあるそうだ。
4つを見比べると、似ているけど、違っていて、おもしろい。
ムンクは、もともと死と生への不安が強い性格だったが、1902年39歳の頃から、それが更に強くなり、その気持ちを紛らわすために、酒に逃避するようになった。
酒の飲み過ぎで、画家仲間とケンカしたり、対人恐怖症になったり、1908年45歳の頃、アルコール依存症の症状がひどくなって、ついにどうしようもなくなり、自発的に精神科病院に入院したそうだ。
1年後の1909年、退院し、また、絵を描くわけだが、それまでの暗いタッチから、アルコール依存症を克服して、とても明るいタッチへと、絵の感じが変わったと、専門家が批評している。
絵画にはど素人の私が観ても、確かに、アルコール依存症の治療の前後では、絵の感じが違うことが分かる。精神病院を退院してからの方が、明るい。
今、酒を断てずに、毎朝、ムンクの《叫び》のような表情をしている、あなた!
ムンクも、自発的に断酒したのだそうだよ!
あなたも、断酒して、明るくなってみようよ。
ちょうど今、東京で、ムンクの展覧会をやっている。
来年の1月20日までやっているので、断酒の観点からも、ムンク展を観に行こうと思っている。
ムンク展観賞のオフ会新年会ミニツアーなんてのを企画しても、おもしろいかな(笑)
冒頭で、ある方のブログを読んでいたら・・・と書いたブログもご紹介。こちらのブログにムンクのことが書いてあることは、ブログ読者のおでんさんから教えてもらった。
私は画家ではないけれど、断酒してから、自分の生活の色が変わったことを感ずる。断酒前は白黒だったのが、断酒後フルカラーになったようだ。
酒なんぞ飲んでいるままでは、生活の質は低いままである。断酒して、生活の質を高め、人生の後半は総天然色の世界を楽しもう!
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