世の中の多くの人は、我らアル中のことを分かっていない。
予め私の文章の中の《アル中》を定義しておくと、医学的にアルコール依存症と診断された人ばかりではなく、もっと広く、次の例に当てはまる人も含んでいる。
・毎日酒を飲まずにはいられない人
・機会飲酒であっても、飲み始めたら止まらない人
・これまでに一度でも、酒で問題を起こしたことがある人
アル中に「ほどほどに飲みなさい」と言うのは、育ち盛りの子供に「ごはんのお代わりは無しだよ」と言うのと同じである。
子供はごはんをモリモリ食べて大きくなるが、アル中は酒をガンガン飲んでへべれけになるのだ。
年末年始の飲み過ぎに注意!の報道が目立つが、酒を飲むな、とは絶対に言わない所がミソ。オチは「ほどほどに飲みましょう」なのである。
それで、今日はこんなtweetをした。
車に轢かれて死んだ男性の報道の最後で「この時期飲酒はほどほどに」だと。飲むなとは言わない🥶
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年12月24日
『ほどほどを 心掛けよと 言われても 守れぬ我は 断酒有るのみ』
『飲んべーに ほどほどに飲め 酷なこと 飲んで潰れる それが人生』
『ゼロか1 飲まぬか飲むか 分かれ道 ゼロは断酒で 1はへべれけ』
アル中にとっては、飲むか飲まないか、しかない。つまり、飲む=1、飲まない=0の、どちらかの世界しかない。飲むならトコトン飲むし、飲まないなら一滴も飲まない、これはつまり断酒だ。
飲んべーの二者択一は、飲むか飲まないか。
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2018年12月25日
どちらを選ぶ?
適量だのほろ酔いまでだの、そんな生ぬるい、中途半端な飲み方は、飲んべーには出来ないのだ!
『できません! 適正飲酒 我が辞書に ホドホドは無し 有るはトコトン』
『飲まないと 決めて生きるが 我の道 見せてやらんか 断酒erの意地』
アル中のあなたの二者択一は、どちらだろうか。
私はもちろん、飲まない=0を人生の道として選択し、断酒erの意地を貫いてやろうと意気込んでいる。
31年間酒を飲み続け、断酒して6年10か月目となった私の経験から言えること。
アル中は、飲み続ける道を選ぶことも、断酒する道を選ぶことも、自分次第だが、もし、ほんの少しでも断酒したほうが良いと思うなら、即刻酒を断つべきである。
飲み出したらトコトン飲む人が、ほどほどに飲む人に変わることは、100%有り得ないからである。
0か1なら、0を選んだほうが、人生は楽で楽しい。
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