今日も、出来た。家族のひと言をきちんと受け止め、自分に落ち度があるなら、すぐに認め、謝り、改める。
怒らないこと。
これが出来なかった頃の私は、自分に過ちがあっても、いちいち反論し、屁理屈で言葉を混ぜっ返し、拗ねて、酒を飲んでいた。
嬉しい、楽しい、悲しい、よりも、私の場合は、怒りの感情が過剰な飲酒を誘発することが多かった。
再飲酒のトリガーになりそうな、怒りのコントロール。私は断酒以来、これに取り組んでいる。
以前も似たような記事を書いている。この時は、禁煙や断酒を始めてから、もし失敗しても、その過ちを認めて行動を改めればいいのだと書いている。
今日は、もっと根本的な、それ以前のことを書く。
家族だけでなく、友人・知人、職場の人、近所の人など、色んな人間関係の中で、自分の落ち度や過ちを指摘されると、カチンと来るのではないだろうか。
すぐに「分かりました!」とか「そうですね、改めます!」とか、素直に応ずることが出来るだろうか。
かつての私は、出来なかった。過ちを犯した自分を正当化するために、相手をやり込めたり、全く無意味な論理を展開して、何とか自分が悪くないことを主張したりした。これで、感情的になり、相手も気を悪くすることが多かった。
このような場合、相手も酒を飲む人だと、むしゃくしゃした気分を鎮めるために、いつもより多く酒を飲んでしまうかもしれない。私も、気晴らしのために、いつもより沢山酒を飲んでいたはずだ。
ところが、ここで、非のあった私が、
『過ちては改むるに憚ること勿れ』
の精神で、すぐに自分の非を認め、過ちを改めるなら、あっと言う間に問題は解決し、相手との関係も、より良くなるのだ。
もちろん、自分に非が無く、相手の主張が理不尽ならば、それを訴えて、感情的には相手に対して怒ることも必要である。こういうことは、譲ってはならない。
この場合、相手が、自分の過ちを憚ることなく、改めれば良いわけだ。
自分の過ちを憚ることなくすぐに改めることは、普段の生活でとても必要で重要なことだ。これが出来ると、自分がとても成長したことになる。
中々出来ないことだが、断酒しているなら、これにも挑んでみることをお勧めする。断酒のレベルが格段に向上すること請け合いだ。
スリップのトリガーと言われるHALTにも、怒り(Angry)が、入っている。
他のHungry(空腹)Lonely(孤独)Tired(疲労)よりも、スリップのきっかけとしては、頻度が高いのではないだろうか。
他人からの指摘に対して、素直になれない人の、怒りのコントロールの一環として、お勧めする。
『過ちては改むるに憚ること勿れ』
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)