ネットのニュースで、タバコと飲酒で食道がんのリスクが一気に増大するとの報道を読んだ。
飲んでいた頃は全く気にしなかった、飲酒が原因の事件・事故や、病気について、断酒してから超敏感になった。
自分がかつて常習的に麻薬のように飲んでいた酒のネガティブな側面は、とても気になる。
何故ならば、私は、酒を嫌いになるように努力して、その通り酒を嫌いになり、断酒を継続することが出来ているので、嫌ったことが正解だったことがはっきりと分かると、嬉しいのだ。
この記事だ。
この記事の最後の方で、京大の先生の、
「加齢による遺伝子変異に飲酒と喫煙が加わり、発がんリスクが一気に高まる。予防には酒やたばこを控えることが重要だ」
とのコメントが書いてある。
控える ・・・ 色んな意味があるけれど、ここでは、(辞書によると)「度を越さないように、分量・度数などを少なめにおさえる。節制する。」との意味だろう。用例にも「酒を―・える」とある。
いつも書いていることだが、なぜはっきりと「酒を飲むな!」と言わないのだろうか。 この点が、とても不思議だ。
ほんの少しでも、食道がんのリスクを増すことが分かっている飲み物ならば、普通は飲むのをやめるように指導するのではないだろうか。
それを、とても曖昧な表現で「控えることが重要だ」と言われると、少しならいいのだろうか、とか、度を越さなければ大丈夫なのかな、とか、飲んだくれは考える。
ところが、飲んだくれ(アル中)は「度を越さないように、分量・度数などを少なめにおさえる。節制する。」などと言う品の良い飲み方など、逆立ちしても出来やしないのだ。
アル中の飲み方には、0(ゼロ)か1(イチ)しかない。0は全く飲まない。1はとことん飲む。
なので、酒(アルコール)が食道がんのリスクを増すことが分かっているなら「酒を飲むな!」と指導するのが正しいのだ。
タバコならば「禁煙せよ!」が正しい。一日に1~2本なら喫煙しても良い、と言われても、タバコ中毒の人は、そんな本数で我慢が出来るわけがないのと同じだ。
アルコールが原因とはっきりしている食道がんの恐怖については、以前に書いているので、リンクを貼っておく。
毎日思う存分に酒を飲んでいる人は、アルコールが引き起こす様々な病気のリスクなど、全く考えてはいないだろう。私がそうだったので、良く分かる。
酒を断ってから、飲酒の怖さ、恐ろしさに、背筋が凍るのである。
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