明日(2018/1/14)が成人の日と言うことで、今日、息子が成人式に出かけて行った。
思い起こせば早いもので、産まれた日から、もう20年が過ぎたのだなと、しみじみと思った今日の朝だった。
地元の小中学校の頃の友人たちが久しぶりに集まるので、息子は朝から浮き浮きして、とても楽しそうにしていた。
彼が体質的に酒を受け付けず、決して酒を飲まないことを父親として十分に承知している上で、私は更に釘を刺した。
のみすけ:「勢いでほんの少しでも飲んだらダメだよ!」
息子:「飲むわけないじゃん!」
すもも:「お前が飲まなくても、トイレに行ったりして席外した時、いたずらされることあるんだよ」
の:「そうそう!ウーロン茶飲んでたのが、ウーロン杯になってるとかさ」
息:「匂いでわかるやろ」
す:「いやいや、一気に飲んじゃったら分からないよ」
の:「そうそう。とにかく、気を付けろよ」
息:「分かった!席立ったら、飲み物注文し直すわ!」
成人式そのものは、自治体のホールに集まって、1時間かそこらで終わるが、その後、昼食やら、夜の飲み会やらで盛り上がるのが、メインと決まっている。
そして、成人した若者は、堂々とやっても良いことがある。それが飲酒だ。二十歳を過ぎれば、酒をいつどれだけ飲もうと、法的に何ら問題がないのだ。
寧ろ、メーカーにしてみれば、これからリピーターになってもらいたいわけで、あの手この手で、若者に飲酒の明るいイメージを植え付けている。
少年から大人になって、親からとやかく言われないで、晴れて出来ることは、取り敢えずは、酒ぐらいか。
そこで、私は今日のタイトルの俳句を読んでみたのだ。
『成人の 証しは酒か 情けなや』
(せいじんの あかしはさけか なさけなや)
自分が成人になったと言う証しは、酒を飲んで騒ぐことくらいしかない若者もいる。毎年、成人式で大暴れする若者(バカモノ)が、必ず出て来る。式場をめちゃくちゃにしたり、何かを破壊したりする。
そんなことでしか、自分の成人を表せないのが、とても情けない。
そうそう、私はへそ曲がりだったので、成人式は出なかった。当時、上京して働いて自活していたので、
「オレはもうとっくに成人しているんだ!そんなもの、出てるヒマはない!」
とうそぶいて、出なかった。
本当は、二十歳になったからと言って、酒なんぞに手を出さず、酒の真実を知って、酒を飲まない道を選択するのが、一番良い。
このことを、成人式に出席した若者に、私は伝えてあげたい。
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