あと二か月ほどで、「石の上にも三年」を、そろそろ2回繰り返すことになる。
冷たい石の上にも三年座り続ければ、石も温まる例えで、何事も続けることが肝心。特に三年間の長さを言ったものではないが、長らく続けることの意義が、最近分かって来た。
力みが取れて来た。別の表現をするなら、肩の力が抜けて来た。
どちらにしても、緊張が取れて、リラックスして来たと言うことか。
昨年くらいまでは、日々酒に立ち向かって、気構えていたものが、今年に入ってからは、自然体になったような気がする。
スポーツや武道では、余計な力を抜いて、リラックスしたほうが良いと言われる。身体のどこかに力みがあると、動きに歪みが出てしまう。
断酒も、最初は緊張し、万全の態勢で臨み、あらゆる危険因子を排除しながら、継続する。力んで、身構えて、余計な力が入って、ぎこちない。
1年経てば、かなり板に付いて来るが、3年経つと、ほぼ楽になり、日常生活が酒を飲まないことで安定する。
それ以降はほぼ変化がないのかなと思っていたが、まだ先があったようだ。
こうして断酒ブログを日々書くことにより、自分の断酒を日々新たにすることが出来ている。
断酒初年度のブログを読み返すと、あっちこっち隙だらけなのに、ガチガチに力んでいる様子が良く分かる。あれも、自分だったのだし、あのようなスタイルで断酒に臨んだからこそ、今の自分が存在している。
これまで、断酒仲間との交流を目指して色んな取り組みをして来た。
今思い返せばとても懐かしい「断酒マラソン」やら「断酒レディース」やらの、コメントが主役のブログを主催してみたこともあった。
あれはあれで、割とおもしろかったが、断酒仲間の間の釣り合いをとることの難しさを感じたりした。
オフ会も、数多く開催して来たし、あまり見かけない断酒のメールマガジンもやってみている。
あまり人気の出ないNNC(飲まない仲間コミュニティ)なる、有料のネットミーティングも昨年からやっている。
あれこれと手を広げて来たのは、全て断酒仲間との交流を目指したものだったが、一定の成果を収めつつあるところで、そろそろ断酒断酒と騒ぐのもやめにしようかなと言う心境になりつつある。
断酒の力みが取れて来て感じているのは、断酒断酒と騒いでも、踊っているのは自分一人だったような、そんなことだ。
私の断酒の原点の、このブログはまだまだ続ける積もりだが、少し手を広げ過ぎたその他の活動は、徐々に縮小し、他のことに目を向けようと思っている。
(冒頭の写真は、娘がSNOWで加工したちぃちゃん)
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