酒がないと・・・
生きていけない、生きている気がしない、生きていて楽しくない??
アルコール依存症であってもなくても、つまり、医師の診断が下されていようといまいと、毎日酒を飲まずにはいられない人は、既に酒の奴隷に成り下がっている。
かく言う私も、かつては酒を飲むことに生き甲斐を感じ、飲まない人、飲めない人をとても気の毒に思っていたものだった。
酒に人生の幸せを感じる人は、実はそれ自体が間違っていることに気付かない。酒を断ってみないと、分からないことなので、仕方が無いけれど。
酒に憑りつかれている人は、アルコールの薬物としての働きで、脳が麻痺して偽の幸福感に満たされているだけなのに、それを真の幸福と勘違いしている。このことに気付かない人は、酒による偽の幸福感だけで一生を終わってしまう。
本当の自分は、酒酔い人生の中には存在していない。全くの素面の自分こそが、本来の本物の自分である。
子供の頃の、純真な自分は、大人になって酒を飲むようになって、どこかへ消えてしまったわけだが、実は外側をアルコールで塗り固められているだけなのだ。酒を断てば、本当の自分を取り戻すことが出来る。
「酒が無い人生なんて、考えられない・・・」
そんなことを言う人に、私はこう答える。
「ダメダメ!そんな人こそ断酒しなきゃ!断酒で本当の自分を取り戻すんだ!」
誰でも、酒なんぞ必要としない、本当の自分になれるのだが、長年酒で人生を誤魔化して来たので、心が錆びついてしまったのだ。
この年末年始を、酒なしで過ごした断酒仲間からのメッセージは、一様に喜びにあふれていた。断酒で本来の自分を取り戻し、元気溌剌と言った感じだ。
人間は、年齢を重ねるほどに、身体だけではなく、心の柔軟性を失い、考え方も硬直し、他人の助言など聴く耳持たなくなって来る。
酒を飲み続けることも、そうである。ただ惰性で飲んでいるだけで、実は何も考えてはいない。
断酒は、文字にすればとても簡単なこと。酒を断つだけだから。たったこれだけのことで、酒に奪われていた自分を取り戻すことが出来るのだ。
断酒で自分を取り戻すことの出来た断酒仲間は大勢いる。
メールやコメントで近況を知らせてもらったり、オフ会で酒を断った感想などを聞いたりすると、皆さん本来の自分を取り戻したことを、とても喜んでいるのだ。
酒に溺れていた頃の自分と、酒を断って素面の幸せを噛み締めている自分、この状態を比較すれば、今の、酒を断っている自分がとても誇らしいはずだ。
誰にだって、希望に満ちて輝いていた頃がある。酒を断って、本来の自分の心を取り戻せば、またその頃の気持ちに戻れる。
私からのメッセージは、これ。
『 断酒で自分を取り戻せ!』
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