今、スキーシーズン真っ盛りだ。
我が家の息子も来月、一泊で友人たちとスノーボードに行くと、今から張り切っている。
私は、信州の出身なので、一応スキーは出来るし、２０代終わりごろまでは、シーズンに何回かは、スキー場に足を運んでいた。
今はどうか知らないが、私の頃は、小学校でスキー教室があって、基礎を教わるので、誰でも、スキー場で困らない程度には滑れるようになったものだ。
このブログを始めてからそろそろ６年になろうとしているが、スキー場での酔っ払いに関しては、書いたことが無かった。
私自身が、もうかれこれ３０年くらいスキーをやっておらず、興味が無かったので、ブログにも書かなかったのだと思う。
今日、ゲレンデの酔っ払いについて書くのは、かみさんと息子のスキー旅行の話をしていた時に、ふと私が２０代の頃、酒を飲んでスキーをしたことを思い出したからである。
スキー場では《ヒュッテ》と言うのかな、スキーヤーが休憩したり、食事をしたりする施設がゲレンデのあちこちにあり、入り口の前でスキーを立てて、ストックを雪にザクッと刺して、中へ入る。
ストーブがガンガン焚かれ、中はとても暖かく、ひと滑りして来た身体には、ビールが美味かったことを覚えている。
若かりし頃のスキー場での飲酒を思い出したら、酔っ払いがスキー場で、スキーやスノーボードをやったら、飲酒運転と同じだなと、改めて感じた。
スキー場で、飲酒事故が起きていないか、ネットで調べてみたが、海外での記事はあったが、我が国日本では、ニュースになったような事故は見つからなかった。
いくつか見かけたのは、飲酒して滑る事の危険性に関することだ。
飲酒して滑走することは、法律で禁止されているわけではないので、重大な事故が起こる可能性が高く、起きてしまってからでは遅い、と言うものだった。
私は、飲酒運転はしたことがないが、スキー場での飲酒滑走の経験は、何度もある。その時は、運よく怪我をしたり、誰かにぶつかったりしなかったが、考えてみれば、とても危険な行為であった。
酔った状態でリフトに乗って、上級者コースと言われる、急な斜面のコースに臨んだ時、素面であれば感じる恐怖心が、かなり和らいでいたような記憶がある。
そんな時は、滑り出して、身体が思うように動かず、確か、いきなり転んだ。
今どきのスキー場はどうなのだろうか。酒を飲んで滑走している人はいるのだろうか。
私の若い頃と違って、今はスキーヤーとスノーボーダーが入り乱れて滑っているスキー場もある。
ここに危険因子としての飲酒が加わると、命に関わる事故の危険性が倍増するような気がして、ゾッとした。
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