まだまだ寒い日が続いている。
今週末は、東京でも降雪が予想され、10cmくらいは積もるそうだ。
今日、我が家の近所で、蝋梅が咲いているのを見つけた。
(あぁ~、春が来ている。)
飲み続けていた頃、私は蝋梅が我が家の近所のあちこちに咲いていることを知らなかった。
飲み続けている人は、木枯らしの吹く寒空の下で、ブルブル震えている。寒い寒いと言いながら、酒を飲み、温まろうとしている。
酒をどんなに飲んでも、春の日差しのお花畑で蝶が舞っているのは、脳の中だけであって、現実世界は真冬のまま。
人生に春を迎えたかったら、酒を断つ他はないのだ。が、このことは、酒をやめてみないと分からない。
なので、先に酒をやめて、春が来ることを実感している私が、酒をやめると春が来ることを、あなたに告げるのだ。
酒をやめることを迷っているならば、チャンスだ!
すぐに断酒を始めよう!
実際のところ、私は、自分の飲酒時代を振り返るなら、道を歩いて四季を感じたことは無かった。
夏が近付けば暑くなり、頭に浮かぶのは、ビールやら酎ハイやらの炭酸系のアルコール飲料だった。
冬が近付けば寒くなり、頭に浮かぶのは、日本酒の熱燗や焼酎のお湯割り。
気温と飲酒が密接に結びついていたわけだ。
酒を断ってからの最初の1年は、かつて好きなように飲んでいた頃の、四季に結びついた酒を思い出すので、キツイ。
だが、1年を経過すると、全く変わる。1年前を思い返すと、苦しみながらも酒を飲まなかった自分がいる。そして今、自分は酒を飲まない生活を継続しているが、1年前の自分に比べたら、随分と楽になっている。
そして、飲んだくれ時代には感じたことの無かった、自然を感じている。シラフでなければ、味わえない、四季を感じている。
四季は、酒をやめると感じることが出来る。
飲み続けて冬を続けるのか、酒をやめて春を迎えるのか、飲んだくれ人生の選択は、二つに一つだ。
酒をやめれば、きっとあなたにも春が来る。
このブログがきっかけで知り合った、私の多くの断酒仲間にも、春が来ている。入れて下さるコメントや、やめて良かったと下さるメールが、それを如実に物語っている。
どんなやめ方をしようと、あなたの自由である。医者に行く人もいるだろうし、自助の会に通われる方もいるだろうし、Twitterを活用される方もいるだろうし、私のように断酒ブログを書く人もいるだろう。
酒をやめれば、春が来る。
飲んだくれたままの人は、とても気の毒だ。
酒を断つ道の素晴らしさに、なかなか気付かないからである。
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