『人の振り見て我が振り直せ』
報道でも、街や電車内で実物に出会っても、酒(アルコール)の奴隷に成り下がったヨッパライは、まことに私の師である。
『人の酔い振り見て我が断酒褒めよ』
これらのヨッパライ氏たちは、飲んで酔うと、このように醜態を晒すことになるのだぞ、と身を以て教えてくれているからである。
「貴方は酒をやめて良かったな。飲み続けて、酔っ払っていたら、こうなっていたのだよ。良く見て、頭に叩き込みなさい。そして、自分が断酒していることを、誇らしいことだと思いなさい。」
私は、様々にやらかしては報道されたり、また目の前で醜態を晒しているヨッパライ氏から、こんなメッセージを、感じ取るのだ。
それと同時に、断酒前の過去の自分が、時を越えてありありと目の前に出現しているのだとも思い、背筋が寒くなる。
あぁ、私の断酒は人生で一番の大正解の行為であった。
人を貶めるアルコール毒に過ぎない酒なる飲料は、人間の飲むものではない。
と、このことに思い至るのである。
ところで、酒は、薬効的には麻酔薬と同等である。
酒は脳の麻酔薬だと、お医者さんのサイトにありました。
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2019年3月21日
前頭葉→側頭葉→後頭葉→小脳→脳幹
この順番で、アルコールが脳を麻酔して行くそうです。https://t.co/EBruGba1Jn
さて、今日の午前中のこと、駅の前のベンチに座り小瓶の日本酒を何本も飲んでいるアル中爺さんを見かけた。
目は虚ろで、視点は定まらず、ただ機械的に、右手に持った酒瓶を口に運んでいるだけ。
おやまぁ、こんな真昼間から、自らの脳に麻酔を掛けていらっしゃるとは!
あぁ、我が師よ!太陽の下で、アル中を実演しておられるのですな。
「なぁ、のみすけよ。お主が6年前のあの日に酒を断っていなかったならば、このワシと同じ有様になっていたかも知れないのだぞ。心して見よ!」
私はそのアル中爺さんを良く観察した。
もし、酒を飲みたい衝動に駆られたら(駆られることはたぶん無いが)、飲めば私もこのような酔っ払い振りを示すことを即座に脳裏にイメージし、身震いしてその思いを捨て去ることだろう。
どうしても断ることの出来ない飲み会などに出席したなら、出席者の酔っ払い振りをよくよく観察し、学ぶことである。
おぉー、わざわざ私に、酒を飲んで酔うとこんなことになるぞと、身を以って示してくれる師匠だらけではないか!
かつての自分が目の前に出現しているとも言えるわけで、何とまあ、酔っ払いの醜きことよ!
それに比べて酒を飲まない生活の、何と清々しいことか!
(↓人間の酔っ払いみたいな猫(^m^ ))
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