最近、甘いものと炭酸飲料から遠ざかっている。
そのことに、今日近所のスーパーに入って、気付いた。
何故か知らぬが、酒を断ってから暫くの期間、甘いものと炭酸飲料が必需品だった。
その頃よく見ていたコーナーは、今でも覚えている。
菓子パンとか和菓子、洋菓子などの棚と、炭酸飲料の棚。
夏ならば、アイスクリームのコーナーも、必ずチェックしていた。
甘いものと炭酸飲料は、断った酒の代わりに身体が求めていたのだと思う。今思い返すと、甘いものに対しては、異常なまでの執念を持っていたような気がする。
良く食べたのは、あんぱん・ジャムパンなどの菓子パン、羊羹、大福、団子、チョコレート、ケーキ、クッキー・・・炭酸飲料では、コーラなどの甘いものから始まって、最後の頃は味のない炭酸水に落ち着いた。
(このイラストは、女性だが、甘いものにハマっていた頃の自分が、ちょうどこんなイメージ)
今は、自分から甘いものを買わなくなった。炭酸飲料も、ほんのたまに炭酸水を買うくらいかな。
酒(アルコール)に対する警戒心は持ち続けてはいるものの、自分の心の中で酒に対する思いが枯れて来ているのかな。
断酒に対する思いは枯れないように、いつも水を与えて、瑞々しさを保たなければいけない。そのために、毎日断酒のブログを書き続けている。
これまでに会ったり、コメント欄やメールなどで交流した多くの断酒仲間が、同じように、断酒直後は甘いものにハマったと言う。そして、ある程度の期間(大体の人は1年)が過ぎると、それも落ち着くようだ。
甘い物にも依存性があるので注意が必要らしいが、私の場合は、一時的なものだったようだ。
ちょっと調べてみたらウィキペデイアに『砂糖依存症』と言うのがあって、こう書かれている。
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砂糖が脳内ドーパミンとオピオイドに作用し、依存症となる可能性についての臨床根拠が得られており、「乱用」「離脱症状」「渇望」「交差感作」の四つの過程において行動主義的に砂糖乱用が強化因子として作用すること薬物依存との比較などを通じて立証された。
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これを読んでふと、一時期、私も砂糖依存症だったのかもしれないと思った。それくらい、甘いものばかり食べたり飲んだりしていた時期があったので。
酒を飲むよりは、まだ甘いもののほうがマシだろうなどと、当時は考えていたのだが、砂糖依存症になってしまったら、せっかくアルコール依存症から回復しても、今度は砂糖からの回復を目指さねばならない。
幸いにして私は砂糖依存にはならなかったようだが、アルコール依存症から回復した後、砂糖依存になってそのままの人はいるのだろうか。
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