今日ふと考えたことは、断酒も6年を越えて分かって来たこと。
このブログのテーマの「断酒」は、とかく酒を飲んでいる本人が一人だけでするものと勘違いされがちだ。
これは、大いなる勘違い。(最初の頃は、悲劇のヒロイン・ヒーローのように自分を感じるかもしれないが・・・)
一人で酒を断つと思うから、余計に辛さが増すわけで、本当のところは、自分一人の断酒では無い。
『酒をやめてhappyになろう!』
このブログのタイトルを考えた頃は、酒をやめた本人だけがhappyになる主旨だった。
そう、大好きな酒をやめた私だけが、happyになりたかった。当時は、なれるかどうかすら分からなかったが。
実際に酒をやめてみて分かったことは、酒害者本人はもちろんのこと、それ以上に、一緒に暮らす家族がhappyになると言うことだった。
あなたが酒を断つと・・・
周囲も巻き込んでhappyになる。
つまりhappyの輪が広がる。
断酒を始めたのは良いのだが、襲い来る飲酒欲求に悩まされ、辛くて敵わない。何とかならないものか。
酒を断つのが苦しくてたまらない時、自分が飲んだくれていた時、誰が苦しかったのか思い起こしてみることだ。一緒に暮らす家族が、苦しんでいたのではないか。
それは、親(父母)であり、兄弟姉妹であり、妻或いは夫であり、子供では無かったか。
それらの人たち全員が、自分の断酒によって幸せになるのだと考えると、断酒の辛さなど吹っ飛んで、かなり楽になるはずだ。
自分のしていること(断酒)が、正しいことだと納得出来るからである。
「酒は毒だから飲まない!」
と言うのも尤もだが、
「家族の笑顔が見たいから、酒は飲まない!」
と言う理由も、中々に説得力がある。
私が酒を断ったら、家族がとても明るくなり、笑顔が増えた。
あなたの家庭でもきっと同じことだろう。
飲酒とは、飲んでいる本人の脳内だけが、アルコールの薬理作用によって変化し、本人は気持ちよいのかも知れぬが、周囲がとても迷惑する行為である。
断酒とは、それまで被害に遭っていた家族や恋人やその他の周囲の人が、酒をやめた酒害者本人との関係を修復し、幸せになって行く過程である。
一人の人が問題飲酒を続けると、それによって不幸になる人がどんどん増えて行く。
一人の人が断酒を決意し、実際に酒を断つと、それによって幸せになる人がどんどん増えて行く。
断酒は、一人でしているように見えるけれど、実は多くの人が良い影響を受けているのである。
このことをいつも心に置いて、辛い時は、飲んだくれ時代に迷惑を掛けた人の顔を思い出して、乗り切ろう。
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