酒が原因の生き地獄が、この世のあちこちに出現している。
地獄に色々あれど、死んでから行くのではなくて、生きている今、ここで地獄を味わわねばならない。それで、生き地獄と言うのだ。
生き地獄を味わうのが、酒を飲んだ本人ならば、それは自業自得であるから、まあ、仕方のない事だろう。納得出来る。
ところが、現実問題としては、そうではないケースの方が多い。
たった一人の飲んだくれが、家族やら周囲やら、更には、全く無関係の人までを、アルコールのマイナスの引力によって、一気に地獄へと引っ張り込むのである。
酒が合法ドラッグとしての、真骨頂を発揮すると、世の中の至るところに生き地獄が生じる。それは丸で、アリジゴクに捉えられんとする蟻のようでもある。
アルコールは、宇宙に存在するブラックホールに例えることが出来る。
ブラックホールに引きずり込まれると、光さえ脱出出来ないと言われている。
私たちの生活圏には、主成分がアルコールの酒が、途轍もないマイナスの引力を持ったブラックホールとして存在している。
厄介なことに、酒は堂々と合法的に、何の疑問を人々にも抱かせずに、当たり前に売られている。成人であれば誰がどれだけ買っていつどこで飲もうとも、全くの自由である。
はっきりと書くけれど、酒=ドラッグである。酔っ払いは、薬物でラリっている人とイコールである。
酒を飲むと、地獄が待っている。
軽いところでは、二日酔い地獄。
何かやらかしたり、モノを紛失したりの、後悔地獄。
段々と重くなってくると、生き地獄となって来る。
今幸せの絶頂で天国にいる人でも、酒(アルコール)は一瞬にして、その状態を地獄に転換してしまう。恐ろしい負の引力を持ったブラックホールである。
例えば今日もニュースに出ていたけれど、パトカーに追跡された飲酒運転の車が、時速100km以上で、対向車に衝突し、衝突された側の軽自動車の運転手が亡くなったそうだ。
無関係の無辜の人の命が、飲んだくれによって一瞬にして奪われてしまった。
このことからも、酒をドラッグに分類するのが一番理に適っていると思うがどうだろうか。
日々ブログにてこのように酒の危険性を訴えているが、世の中的には屁の突っ張りにもなっていない。
酒なる飲料に対する意識を、飲む側が変えないことには、酒の危険性はずっとこのまま封印された状態を続けるだろう。
酒は危険ドラッグである。
地獄を見たくなければ、酒を飲まないことだ。
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