今日も、私にとって、とても穏やかな一日だった。
『穏やか』
この言葉「穏やか」を本文の中に取り入れて、これまで70記事くらい書いている。酒を断ってから、自分にも家族にも目に見えて分かった変化は、生活が穏やかになって来たことだたった。
なので、酒をやめると、暮らしが穏やかになると、何度も何度も繰り返し書いている。
今日から酒を断って、明日からすぐに穏やかになるかと問われれば、そんなことはないと答える。飲んだくれ時代に荒んだ暮らしが、穏やかになるまでには、それ相応の時間がかかる。
一日一日、飲まない日々を積み重ねる毎に、少しずつ穏やかになって行く。
すると、酒を断った自分に、自分を温かく見守ってくれた家族に、そして断酒そのものに、「ありがとう」と、心から感謝する。
私には、断ったことによってそれが不要になり、生活が穏やかになって、「ありがとう」と感謝しているものが、もうひとつある。
タバコである。
禁煙以来、タバコの臭いが大嫌いになり、街中を歩いる時に、喫煙所から漂う悪臭に気付き、忙しなく煙突のように煙を吐き出している人を横目に、
「あぁ~、昔は自分もあんなものを吸わずにはいられなかったんだなあ。タバコやめて良かったぁ~。ありがとう」
と、禁煙とタバコを断った自分に感謝している。
酒もタバコも、生きて行く上で全く必要がないのに、敢えて自分から手を出し、それらが無いと生きられなくなってしまうほどの、依存に陥ってしまった。
酒を飲みタバコを吸う日々は、今思い起こせば、殺伐としていたし、ギスギスとしていた。
タバコの場合は、ニコチンが切れて来ると喫煙したくなり、酒の場合は、夕方になるとソワソワして、頭が酒のことでいっぱいになり、早く飲み始めたいと願う。
あれらタバコと酒は、アルコールであり、ニコチンであり、つまり、酒と言う名の、タバコと言う名の、薬物であったわけだ。
それぞれ断って暫くは、禁断症状と、もう一度吸いたい飲みたい欲求になやまされるが、1年くらいで安定し、楽になる。
薬物依存から真に解放されると、それはそれは穏やかな日々が待っている。
私の場合だが、酒のことを考えるのは、日課としているブログを書く時だけである。
日常、酒を目にすることは多々あるが、嫌悪をこそ感じはするが、それらを飲みたいなどとは露ほども思わない。
酒が必要無いからこそ、タバコが必要無いからこそ、この穏やかな日々を享受することが出来るのである。
『今日もまた 断酒で暮れる 穏やかに』
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