今日、ある人と話をしていて、
「のみすけさんお酒は?」と聞かれたので
「以前飲んでましたけど、やめました」と答えた。
そのある人とは、知り合ってからまだ半年くらい。なので、その方は過去の私を殆ど知らない。
すると、案の定、
「え!?なんでお酒やめたの?」との質問が飛んで来た(笑)
簡単にではあるけれど、飲んだくれだった自分が断酒に至った経緯を説明して、その人には納得してもらった。
今はもう飲まなくなって6年以上が過ぎ、生まれてからこの方全く酒を飲まない人(例えばうちのかみさん)と同じ生活を送っている。
それなので、もうこれからは面倒なので、もし同じことを聞かれたら、
「私、酒は飲まないんです」
だけにしようかなと、説明しつつ思ったりもした。
けれども、自分の断酒の原点を曖昧にしてはいけないので、矢張り聞かれたら正直に答える積りではある。
ただ、心情的には(本音を吐露するなら)、断酒断酒と息むのには、もう飽きた厭きた倦きた!
「あきた」に三種の漢字を当ててみたけれど、どれの意味でも、あきたことに違いは無い。
自然体で酒を飲まない生活を送っているので、自分の酒を飲まない生活を、断酒と表現することに、途轍もない違和感を感ずるようになった。
つまり、私の「断酒に飽きた厭きた倦きた」は、自分の酒を飲まない生活を「断酒」と表現することに飽きたと言うことである。
断酒に飽きたから、また酒を飲む、と言うような、そんな話では無い。
常日頃から酒に関しては最新の注意を払い、接触しないように、間違っても身体に入らないように心掛けている。
それほど、私にとっての酒は、要注意飲料であり、私の人生を破壊する大いなる可能性を秘めた爆弾飲料なのだ。
なので、酒を飲まないことは、もはや私にとっては「断酒」ではなく、「卒酒」でも「嫌酒」でもなく、漢字で表現するなら「忌酒」かもしれない。
因みに、冒頭で私と話した方は、殆ど酒を飲まない方である。わたしより10歳ほど年上だが、若い頃に一度だけ泥酔してブラックアウトしたことがあり、それ以来、乾杯程度の酒しか飲まぬようにしているそうだ。
尤も、このような方が酒を飲まないことをば「断酒」とは言わないだろうけれどネ。
私が酒を飲まない理由は、次の3点に集約される。
私は、酒が嫌いなので飲まない。
私は、酒が人生を破壊する危険性を秘めているのを知っているので飲まない。
私は、酒がイコール薬物アルコールであり人体に有害なのを知っているので飲まない。
つまり、酒を断ってからの1年位は「断酒」だったかもしれないが、今は酒を断っているのではなく、飲まないだけである。
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