断酒に的を絞ったブログを毎日書き続けるのは、中々にシンドイが、反面ではおもしろい。
おもしろい、には語弊があるかもしれぬが、何が私をしてそうさせているかと言えば、もちろん、読者の存在である。
私がそうであったように、酒飲みが、いつどのようなきっかけで酒を断つ決断をするのか、その人によって違う。
酒を断つ人に多くの老若男女があり、今日のこの記事を読んで下さっている方の、断酒期間も様々だろう。
数日の方、数週間の方、数か月の方、数年の方、十年を越えた方など、それぞれの断酒の期間に応じて、読んで感じることも、また違うはずだ。
例えば、昨日の記事への、楽々さんのコメント。
『この先飲まない日々を積み重ねて「断酒に飽きた」といえる境地に辿り着きたいですね。』
酒を断って6年が過ぎて、私が断酒に飽きたと感じたことを昨日書いてみたわけだが、ほう、そうか、6年過ぎたら、そんな心境になるのか、と思うだけでも、それがひとつの指標になる。
私も、断酒初年度、断酒を数年続けてらっしゃる方のブログを読んで、継続することによって自分もこの方のような心境になれるかも知れない、と思い、ひとつの指標とした。
酒を断って4日目に始めたブログを読み返すと、自分の酒に対する心境の変化が分かる。
酒への心境は、ゆったりと変わっているようでいて、実は意識さえ出来ない程ほんの少しずつかもしれないが、時々刻々と変化している。
その時々刻々が積み重なって、一日、更にそれが積み重なって、一週間、一か月、三か月、半年、一年になって行くわけだ。
過去を振り返って今の自分と比較すると、酒に対する心境の変化が良く分かるのではないだろうか。
私の場合で言うならば、飲んだくれていた頃とやめた直後は、酒に恋い焦がれてどうしようもない気持ちだった。それが、少しずつ少しずつ変化して、今ではもう、酒なんぞ無いのが当たり前になっている。
読んで下さっているあなたが、今どのくらいの断酒期間かによるけれど、きっと私と似たような心境の変化を辿ることと思う。
先々のことが分かると、ワクワクして来るのではないだろうか。
タバコの時もそうだったし、酒の時もそうだった。
何がそうだったのかと言えば、毎日手放せないもの、やめたくても容易にはやめられないものから解放されるときがあることが、信じられなかった。
タバコをやめたら、一生イライラするのではないか、酒をやめたら、一生の楽しみが無くなってしまうのではないか、と本気に心配していた自分が、今ではバカバカしい。
是非とも、断酒期間に応じての、心境の変化を楽しんでほしい。
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