私の身の回りには、断酒仲間はいない。
読者の方々の周囲にも、断酒仲間はいないそうだ。
なので、オフ会などでたまに断酒仲間と会って話すことが、とても楽しい。
初対面の人には、その人のこれまでの断酒の経緯を聴く。会うのが何度目かの人には、その後どうしていたのかを聴く。
昨日も書いたけれど、かつて飲んだくれていた酒を今は断っている、その見た目の行動は同じでも、内面が千差万別なので、その心象風景を聴きだすのが、私には面白い。
私はこんな感じだったのに、この人は違うんだな～とか、似てるな～とか。そして、今現在どんな感じなのかな～とか。
また、女性の方の場合はどんな感じなのかとか、世代によっても違ってたり、または同じだったり、話を聴いてみると、実に意外な一面が分かったり。
『断酒erは、みんな違って、みんないい』
これが私の断酒の信条のひとつなので、酒を断っている人の、色んな考え方を聴いていると、その人の人生観まで伝わって来る。
私の断酒のやり方や考え方を取り入れて断酒を続けている方もいらっしゃるようだ。それで酒を断つことが出来ていれば、それで良い。
自分独自の考え方、やり方を編み出して断酒している人、断酒会やＡＡに集って酒を断っている人、それぞれ、真摯に断酒に取り組んで、自分の人生を真剣に生きている。
かつての飲んだくれが、今は酒を断っているならば、みんな違うけど、みんな断酒仲間なのだ。
「私は断酒直後はこれこれの思いで、今はこんな感じだよ。あなたのことも聞かせて」
「へぇ～、そうなの。この部分は似てるね～。でも、ここが違うよ」
周囲に酒を断った人がいないから、オフ会ではこのような断酒談義に花が咲くのである。いつも、時間はあっという間に過ぎ去ってしまう。
そう言えばオフ会だが、今年はのみすけの個人的な事情で、開催が難しい。まだまだ先の話だが、昨年末に開催して好評だった《大忘年会》は、今年末も、ぽるぱるぺるさんにご協力頂いて、開催したいと考えている。
来年は、出来れば、オフ会の全国ツアーなんて、楽しいだろうなと、ワクワクしながら想像している。抱えている事情があるので、それ次第では、来年もオフ会は出来ないかもしれないが・・・
北海道、岩手、宮城、東京、神奈川、愛知、大阪、と開催して来たので、今度は、広島、高知、福岡、熊本、沖縄とかへ行きたいな～。
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