今日は、不飲酒仙人のかみさんから聞いた話。
----------------------
この話の主人公は、ある会社の経営者で、Aさん71歳。
普段は、車か自転車を利用して、出社している。
ある日の始業時間に、怪我をしたので、病院に行ってから出社するとの連絡があった。
(伏線として、Aさんは、これまでにも、酔って転んでの擦り傷で出社することがたまにあった。)
さて、その日の午後出社して来たAさんは・・・
顔には大きな濃いめのサングラスをしているが、湿布が見える。
片腕の手首に湿布、太腿も打ったのか、歩き方がぎこちない。
前夜、ある打ち合わせを兼ねた会合があり、酒も出たらしい。
泥酔するほどは飲んでいなかったようだが、酔っていたことは間違いない。
駅の階段を降りるときに、革靴が滑って3段位踏み外し、顔面から落ちて転倒したとのこと。
メガネはぐちゃぐちゃに潰れてしまったとのこと。
----------------------
私がいつも主張していること・・・
『アルコール依存症であってもなくても、飲酒の習慣がある人は、50歳になったら無条件に酒を断つのが良い。』
・・・の正しいことが、この話でも分かるだろう。
一般的には、酒は飲み過ぎることが危険だと言われているし、思われている。でも、本当は、ほろ酔い程度でも運動能力、判断能力、動体視力などが低下しているのだ。
つまりは、アルコールが脳に回ることによって、人間としての能力が低下するのである。
20代、30代くらいならまだしも、40代、50代くらいになって来ると、肝臓でのアルコールの代謝能力も落ちて来るし、内臓や筋肉も衰えて来ているので、酒を飲むこと自体がリスクなのだ。
更に、酒を飲み続けたまま迎える60代、70代、80代を想像してみると、同じ量の酒であっても年齢が上がる毎に、リスクが急上昇することが分かる。
老人の酒と言えば・・・
昨日スーパーで食材を買って袋詰めしていたら、重そうな買い物かごを両手で抱えた爺さん(80歳くらいかな)が、後ろから凄い勢いで突進して来た。私の横にドン!と買い物かごを置いた。
何なんだと見たら、かごの中には、350缶ビールの6缶パックが4つくらいと、焼酎の1800mlの紙パックが2本くらい入っていた。重いわけだよね(笑)
この爺さんは、元気そうだったけどね。
私は、タバコもそうだが、酒も手放して、人生が身軽になった。
あんな臭い煙や、有毒なアルコールに、お金と人生の貴重な時間を投じていたのが、本当にバカバカしい。
タバコも酒も、その正体に気付くかどうかで、人生が全く変わる。
----*----*----*----* ----*----*----*----*
※コメント下さった夏さんへ
ここ数年、コメントへの返信はしなくなりましたので、ここに書きますね。
それと、一旦承認したコメントですが、ご事情があると言うことで、未承認に戻しました。
数年断酒が継続している人が、アルコールを含有する製品に触れてスリップすることはないか?とのご質問でしたね。
アルコールは、エタノールとか酒精とかに名を変えて、結構色んなものに使われてます。
例えば、洗口剤(マウスウォッシュ)とか、顔や手を拭うウェットティッシュ、それとか、品質保持用に、結構色んな食品に入ってたりしますね。
私は、断酒7年目になりますが、今でもあらゆるアルコールを遠ざけています。何がスリップのきっかけになるか分からないので、触れない、口に入れないを徹底しています。
断酒されてるパートナーさんのことですが、本人は大丈夫そうでも、出来ればアルコールが入っていないものを使うようにしたほうが良いと思います。
アルコールは魔物です。その匂いや、或いは口に入った時の味に、反応しないとも限らないからです。
危うきは遠ざけ、近寄らず、が一番ですよ。
*広告
↓↓↓※コメント欄は、承認制にしています。すぐには反映されませんが、必ず、読んで承認しますので、お待ち下さい<(.".)>
(まことに勝手ながら、コメント内容によっては、承認の前に、削除することもあります)