酒をやめてhappyになろう!

31年間飲んできた酒をついにやめる日が来ました。でも、「断酒」はつらいよ。。。さて、いつまで続くか、続けられるか。はっきり言って、自信なし!《飲酒コントロール不能な「のみすけ」が書いてます。適正飲酒の方、酒を愛飲されている方は、当ブログをスルー(無視)して下さい》[コメント気まぐれ返信中m(_"_)m]

断酒・断酒・断酒!!

アル中の回心(断酒6年77日目)

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今朝の紫陽花

 昨日の記事の最後に、夏さんと言う方のコメントへの返信を書いた。

 

 なかなか時間が取れず、個別のコメントへの返信は、数年前からやめてしまっている。なので、今回のように、切羽詰まった方からのコメントに関しては、記事の中で取り上げるようにしている。

 

 これまで、コメントやメールで多くの方から、アル中に関しての悩みを頂いた。私自身がアル中当事者であるので、本人の悩みは良く分かる。

 

 もっと広く深く、アル中とその周辺に関して鑑みるならば、アル中がひとりいる時に、最も辛いのは、本人ではなくて、家族なのだ。

 

 そのことを、以前に、こんな記事にしている。 

 

nomisuke.hatenadiary.jp

 上の記事の最後に、こんなことを書いている。

 

  『酒害者を見守る家族にしてみれば、本人が酒の真実に気付いて、心からの断酒をしてくれるのが、最高の解決方法である。』

 

 私自身がそうだったので、全く以って面目ないのだが、一人の飲んだくれが酒を断つには、周囲がどんなに騒いでも、酒害者に教え諭しても全く無意味なのだ。

 

 断酒へと歩を進めるためには、飲んだくれ本人が、気付かないとダメなのだ。

 

 アル中の回心が必要なのである。

 

 回心とは、コトバンクの日本大百科全書(ニッポニカ)の解説では・・・

 

 「えしん」ともいう。既往の価値観が崩れ、まったく新しい価値の誕生により人格(パーソナリティー)の構造が変化すること。その意味で自己の新生ともいう。

 

 これだ!

 

 自分のアルコール依存症であることと、酒の害悪に気付く。

 自分がこれまで愛して止まなかった酒なる飲み物が、実は自分を苦しめ貶めている最悪の飲み物であることを理解する。

 断酒を決意し、実行することにより、全く新しい自分になる。

 

 だが・・・

 

 アル中本人が回心するには、周囲の働きかけではほぼダメで、本人の気付きを待つしかないのだ。家族からすると、かなり歯痒いことである。

 

 回心と言えば、パウロの回心が有名である。

 

 キリスト信者を迫害する急先鋒だったパウロに、キリストが現れ、

「サウロ、サウロ、なぜ私を迫害するのか」

との声と共に、急に眼が見えなくなった。

 

 一方、アナニアというキリスト教徒に神が現れ、パウロの為に祈るように告げる。アナニアがパウロのところへ行き祈ると、パウロの目からウロコのようなものが落ちて、目が見えるようになった。

 

 え!そんなことだったの!と、それまで分からなかったことがクリアになって、パッと理解できることを、「目からウロコが落ちる」と表現するけれど、新約聖書のこのパウロの回心から来ている言葉だ。

 

 アル中の回心は、本人の貴重な気付きであり、目からウロコなのである。アル中が100万人いても、回心する人は数人かもしれない。

 

 

 

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