今日、最寄りのターミナル駅を歩いていたら、ふとポスターが目に留まった。
駅のホームでの危険防止を訴えるポスターだ。
あ~、当然のごとく、ヨッパライも載っているなぁ。
と、その文言を読んで、プッと吹き出してしまった。
「お酒を飲んでホームを歩くときは気をつけて!」
白髪のお父さんが、赤い顔をして、千鳥足で、右手にカバン、左手にお土産を持って、ホームの際をふらふらと歩いている絵だ。
吹き出したのは、ホームを歩く酔っ払いが、このポスターを見て、
「ハイ!気をつけてホームを歩きます!」
と、いきなり千鳥足をやめて、しっかり歩き出すシーンを想像したから。
そんなことは絶対にあり得ないので、可笑しかった。
実際にはどんなポスターかご覧になりたい方のために、昼間のtweetを貼っておく。
酔っ払いの絵に、
— 断酒男爵 (@anomiyakun) 2019年6月19日
「お酒を飲んでホームを歩くときは気をつけて!」
と書いてあるけど・・・
そもそも、アルコールで脳がイカレてるので、何にも気を付けないのが酔っ払いなんだけどなぁ・・・ pic.twitter.com/fctKaP4Gcf
私が思うに、これは、酔っ払いを知らない人が書いた文言なのだろう。酔っ払いとは、アルコールに脳を乗っ取られている、いわば飲酒ゾンビである。
もし、この注意を守ることの出来る酔っ払いがいたら、それは酔っ払いの振りをしているシラフの人だ。
なぜなら・・・
酔っ払いは、考えない。
酔っ払いは、忠告を受け入れない。
酔っ払いは、正邪の区別がつかない。
酔っ払いには、理性の欠片すら無いのである。
この辺り、世の中の多くの人が、ヨッパライに対して、大いなる誤解をしているような気がしてならない。
「飲酒運転はやめましょう!」と、どんなに訴えても、飲酒運転がなくならないのは、酔うと自分が何をしているのか分からなくなるからである。
酔っ払いに、あれはダメ、これはダメと教え諭しても、それを理解する脳がアルコール漬けになっているので、全く無意味なのである。
冒頭の注意喚起ポスターの文言は、酒飲みが素面の時に読めば、理解できるはずだ。
なるほど、酔っ払ってホームを歩くときは危険だな、注意しようと思うだろう。
けれどもその人が飲酒して酔っぱらってしまったら、そのことを覚えていて注意するだろうか?
自分の行動に慎重になって、注意する酔っ払いなどいるわけがない。
事ほど左様に、ヨッパライは手に負えないのだ。
ヨッパライは、ヨッパライであって、それ以外の何者でもない。
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