酔っ払うと、酔っ払いは、善悪の見境が無くなる。
が、善悪の悪の行動をしている時、心の底で、自分のしていることが悪いことだとは自覚している。
なので、飲酒運転をしている時に、警察に見つかりそうになると、逃げるわけだ。
今日読んだニュース記事は、真に酷いものである。
飲酒運転がバレるのを恐れ、パトカーから逃走し、事故を起こし、一人を死亡させ、一人に重篤な怪我を負わせている。
酒を飲み酔っ払い、ラリった状態で車を運転し、事故を起こし、全く関係の無い人の人生を奪い、狂わす。
こんなにも理不尽な行動を起こす原因となる飲み物は酒以外にあるだろうか。これが、合法的に買えるし飲めるのである。
酒を飲むと、アルコールが脳に回り、人間としての正常な判断を阻害する。それどころか脳を支配下に置いたアルコールは、自分勝手な行動を促すようになる。
「大丈夫大丈夫!お前なら何でもできるよ!」と小悪魔が囁き、「大丈夫大丈夫!オレなら何でもできるさ!」と自分でも思う。
酔っ払った時に、気分が大きくなり、出来ないことも出来るし、丸で自分が別人に変身したような錯覚に陥る。
飲酒運転も、本人の素面の時にはいけないことだと自覚しているのかもしれないが、酒を飲んで酔っ払うと、いけないことが、しても大丈夫なことに変容するのだ。
脳の判断回路にアルコールが侵入し、正義を邪悪に、いとも簡単に変えてしまうのである。
毎日のように報道される酔っぱらいの悪質な事件に接する度に、この、酒なる飲料が野放しになっていることが不思議でならない。
往々にして、酔っ払ってする行動に、良い点は無い。(極まれに、酔っていたことがプラスに働いたと言う話も聞くけれど・・・)
酒を飲んで酔っ払った人の取る行動は、危険でおかしなことの場合が多いので、出来得る限り近付かないのが無難である。
24時間365日酒なんぞを飲まない生活をしている自分としてみれば、自分の行動には常に責任を持つことが出来る。
断酒から、当たり前に酒を飲まない生活へと変化し、アルコールの影響を受けることが全く無くなったことが、これほどに行動に於いて安心感をもたらすとは!
世の中の、酒をしこたま飲む人を見る度に、酔っ払いを見る度に、気の毒になる。
この人たちは、酒に騙されたまま一生を終わるのだろうか。
人生のどこかで、酒の正体に気付くのだろうか。
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