へんなタイトルに魅かれていらっしゃった方。
申し訳ない。
ある方のブログを読んでいたら、モチベーションについて書いてあって、そう言えば、私もこれまで、如何に自分の断酒のモチベーションを維持＆UPするかに腐心して来たなぁ、と。
過去のブログ記事で「モチベーション」を検索すると、いくつもヒットする。
断酒を決意して、実行に移し、それを継続するためには、もちろんモチベーションは必要だし、それを常に磨き維持し向上させて行かないと、断酒は続かない。
だが、ある時、ふっと、吹っ切れた自分に気付く。
少なくとも私は、そう。
いつ頃からだろうか。もはや自分は断酒しているのではなくて、ただ酒を飲まないだけなので言葉としての《断酒（だんしゅ）》に、もの凄い違和感を感ずるようになった。
（飲まないぞ！飲まないぞ！飲んだらあかんのだぞ！）
と、力んで断酒して来たわけだが、すっかり力みが取れると共に、
（酒？そんなもんオエ～ッだわ！いらん！）
に変わったので。
ある日突然訪れるわけではないが、ある期間を経て、劇的な変化に気付く。
そう、モチベーションもういらねーわ！になるのだ。
何かの目的があって、それを達成するために日々己を奮い立たせるためのモチベーション。
こと断酒に関しては、酒を断つ、そして酒を断ち続けるには、個々人の、断酒のためのモチベーションが必要であることは、論を待たない。
断酒のためのモチベーションが不要になるためには、酒を我慢している断酒ではダメだろう。これだけは言える。
いつまで経っても、アルコール崇拝の気持ちが残っているようでは、酒を断つ自分が苦しいのではないか。私には分からないけれども。
こんな、まやかし物で毒物で薬物で麻薬性の飲み物の酒なんぞに、いつまでも固執していてはいけない。
化学的に有毒なアルコールが主成分の酒は、真っ当に生きたいならば、避けるべき飲料である。
このことが理解出来ていない場合、断酒のモチベーションは必要であり、理解出来るようになるまで、酒の有毒性と酒害について徹底的に学ぶべきである。
ただ漫然と酒を飲まない日々を積み重ねても、たぶん、進歩がないし、いつまでも酒に恋い焦がれつつガマンして飲まない日々が続くことだろう。
自分はもう酒なしの生活が当たり前で、特に断酒しているわけじゃない。
こんな風になれば、断酒のモチベーションはいつの間にかどこかへ消え去っているはずだ。
但し、体内に巣くっているアル虫は、死ぬまでいなくならないので、厳重なる注意が必要であるが。
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