《猛、酷、激、炎》
猛暑、酷暑、激暑、炎暑。
猛り、酷く、激しく、炎のように、暑い夏。
せっかく断酒を継続しているのに、暑さに撃沈されてしまった人もいることだろう。
何もしていなくても、汗がだらだらと流れ落ち、身体が悲鳴を上げ続けるような暑さ。
こんな吐気のするような猛烈に暑い夏は、かつて無かったと思う。
この激烈な暑さに、炭酸系(ビール、酎ハイ)や冷え冷え系(冷酒、ワイン、水割り)の酒を連想し、飲めば涼しくなると錯覚に釣られ、ついつい手を出してしまうことも考えられる。
私は無手勝流ならぬ、無酒勝流で、この猛暑に対抗している。無酒勝流は、私が私自身の為に編み出した、酒なしで人生に対応する思考方法だ。
因みに、本家の無手勝流(むてかつりゅう)とは、デジタル大辞泉によれば・・・
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《剣豪の塚原卜伝(つかはらぼくでん)が、渡し船の中で真剣勝負を挑まれた時、州(す)に相手を先に上がらせ、自分はそのまま竿を突いて船を出し、「戦わずして勝つ、これが無手勝流」と、その血気を戒めたという故事から》
1 卜伝流の異称。
2 戦わずに勝つこと。力によらず策によって勝つこと。
3 自分勝手なやり方。自己流。
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私は酒とは戦わない。酒と戦う人は、酒を飲む人である。酒と戦わない人は、酒を飲まない人だ。
それと、私は、酒には力によらず策によって勝つことをしている。具体的には、嫌酒戦法が功を奏した。
もうひとつ、私の断酒は、自分勝手なやり方であり、自己流だ。
戦いを挑む酒を、州に全部置き去りにして、船を出し、「飲まずして勝つ。これが無酒勝流」と、卜伝のように去る。
この塚原卜伝の無手勝流(むてかつりゅう)に倣って、私の断酒の流儀を無酒勝流(むしゅかつりゅう)と名付けたわけだ。
無酒勝流は、秘伝である。極めたい方は、私が断酒4日目から書き続けているブログを全て読破して頂くと、ひょっとしたら、奥義を極めることが出来るかも?!
世の中の、人生の、あらゆる試練は、酒なんぞ飲んでいたのでは乗り越えることは出来ない。酒を飲んで出来ることは、その試練からの逃避である。
目の前に立ちはだかる試練には、酒なしで挑み、勝ちたいものだ。良し、負けたとしても、酔っていなければ、敗戦の原因を分析し、次の勝利に結びつけることが出来る。
酔っ払っていたら、自分が負けた原因など分かるわけがないし、そもそも挑戦すらしないだろう。酒に逃げることのほうが、簡単だから。
あなたもこの猛暑の夏を、無酒勝流で乗り切ってみてはいかがかな!?
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