一昨日の記事へ頂いた、いぷさむさんからのコメントの中に、次の一文があった。
「断酒してもまだHAPPYになれていません。」
いきなりだが、他にも多くいらっしゃるだろう、断酒してもまだハッピーになれていないと感じている方に、私はこの言葉を贈りたい。
「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。」
(アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズの名言。)
断酒さえすれば、その内に幸せが来るだろうと、それを待ってもいつ来るか分からない。ひょっとしたら、来ないかもしれない。
それより、断酒直後から自分はなんて幸せなんだと、小さな幸せを沢山見つけることが、更なる幸せを呼び込むのだ、と私は考え、実行して来た。
断酒初年度の、書き始めた頃の自分のブログを読み返すと、随所に散歩や街歩きで発見した、草花の写真が載せてある。
私は酒を断ってから、白黒だった世界が、カラーに変わったのだ。
それまで気付きもしなかった、虫や草花が、向こうから私の目に飛び込んで来て、それはそれは新鮮だった。
え!なんだこれ!
かみさんや子供たちの笑顔。これも、ほんの小さな幸せだった。
朝起きて、昨夜のことを全部思い出せること。これも、ほんの小さな幸せだった。
足元に咲いている、雑草の花に気付いた時の感動。これも、ほんの小さな幸せだった。
断酒7年目となる今でも、小さな小さな幸せに気付き、感動することについては、全く変わっていない。
そうは言っても・・・
昨日まで浴びるほど飲んでいた酒を、今日からピタリと断つと、苦しい。アルコールによるニセモノの幸福感を味わえなくなるからである。
実はこの、酒を飲めない苦しさは、意味のある苦しさであることを、理解して、日々の断酒を先へと進めてほしい。
そして、例えば、断酒してから1年、2年、3年と経過しても、ハッピーになった気がしないと言う方。
どうか、笑ってみてほしい。笑顔を作ってみてほしい。笑うから楽しいのだ。
私は、この断酒ブログのブログ名、
『酒をやめてhappyになろう!』
を考えて決めた時、その時点ではあまりにも苦しくて、ハッピーどころかアンハッピーだった。
酒をやめたからと言って自動的にhappyになるわけがない。
酒をやめてから、自ら能動的にhappyを目指さないとダメだろう・・・その辺りは分かっていた。
何度も書いていることだが、やせ我慢でも、強がりでもいいから、
「自分は酒をやめてhappyなんだぞ!」
と、自分に、周囲に、吹聴し、さも酒なし生活が快適で幸福そうに振る舞うのが良い。
その内に、本当に酒をやめてhappyになっている自分に気付くだろう。
私が幸せかどうか、私にしか分からない。幸せは私が決める。
あなたが幸せかどうか、あなたにしか分からない。幸せはあなたが決める。
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