梅雨明け以来、連夜、エアコンをかけないと、眠れない日々が続いている。
こんな夏が、ここ数年当たり前になって来ている。
この暑さは、私が上京してから、数十年の間を考えると、明らかにおかしい。
6年前にピタリと酒を断っていなかったら、今日のような暑さの日は、私はビールだの酎ハイだのをガブガブ飲んでいたはずだ。
それを考えると、酒を飲まない生活が、私にとってはとても有難く、もはや飲んだくれの頃になど、絶対に戻れない。
どんなに暑くても、私の頭には酒が全く浮かばず、飲むものは冷たい水である。
他に、炭酸飲料やジュースや牛乳なども飲む。
酒(アルコール飲料)などと言う薬物入りのものは、一切受け付けない。
元飲んだくれの私が、ここまでに至った、断酒の極意を披露するならば・・・
地に足をつけて、地味に、地道に、継続すること。
それが、断酒の極意である。
特段に、こうするとか、このようにやるとか、そんな技も、何も無く、ただ飲まない一日を積み重ねて行くだけだ。
酒を飲む日々は、派手であって、心の中も、アルコールで汚染され、蝶や花が出現するニセモノの桃源郷だったようだ。
酒を断つ日々の、何と地味なことか。
地に足のついた断酒を、地道にずっと続けて行く。
同じような日々を送るわけだが、毎日の酒害の学習は忘れずに行うと良い。これの積み重ねが、酒を遠ざける体質を作って行く。何年か経って気付けば、驚くほど酒が心から離れている。
酒を全く必要としない生活が、どれだけ素晴らしいものか。
飲んだくれていた頃の自分が、どれだけバカバカしいことをしていたのか。
分かる人は、かなりの断酒の域に達していることと思う。
分からない人は、今の断酒を継続していると、いつの日か分かると思う。
先ほども書いたけれど、ポイントは、ただ酒を断つだけでなく、酒害を日々学び、自分の頭にどんどんインプットすることである。
酒害を学ぶことが面倒な人は、私が過去に書いて来たこのブログを全て読んでみる手もある。
私はこれまで、飲酒にまつわる諸々の害や、読んだ本のこと、その日の接した飲酒絡みの事件・事故の報道、断酒仲間からのコメントやメールなど、あらゆる断酒について、言及して来た。
この断酒ブログの更新こそ、地味で地道なものは無いと感じている。
地に足がついていないと、日々のブログの更新など出来やしないからだ。
断酒はネ・・・
『地味で良い 地に足つけて 地道にね 焦ることなし 時が解決』
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